下腹を引き締め、わき腹をスッキリ 簡単ヨガ「ポッコリお腹対策」

村上華子

【スポーツナビDo】

 初夏を迎えて、まとう布地が薄くなると気になるのがポッコリお腹。ふと、気がゆるんだ瞬間、ベルトの上にかぶさるお肉に他人の視線が……(笑)。そこで今回は、下腹を引き締める「V字のポーズ」と、わき腹のラインをスッキリ整える「ツイストのポーズ」をご紹介します。

 この2つのポーズは体のラインを美しく整えるだけではなく、内臓を刺激することから、便秘の解消や、腹筋の低下によって引き起こる腰痛の緩和にも効果的。また、分散した意識を中心に集める働きもあるので、集中力を必要とする作業の前に行うのもオススメです。

Let’s TRY「ポッコリお腹に効くヨガ」

【スポーツナビDo】

【実践ポーズ(1)】
V字のポーズ

【手順】
(1)骨盤を床と垂直にした座位の姿勢から、両手を膝裏に入れ、太ももを腹部に引き寄せる
(2)吸う息で、背筋を伸ばしつつ、お尻に体重を乗せながら、足の裏をゆっくりと床から離す
(3)お尻でバランスを取りながら、脛(すね)を床と垂直まで持ち上げる。つま先は天井の方向に

【スポーツナビDo】

(4)下腹を締めつつ、真っすぐな背筋を意識。そのまま息を吐いて、両手を前に伸ばして5呼吸キープ
【POINT】
・背中や腰が丸くなると腹筋への効果がダウン。お尻は床を押し、頭頂で天井を押し上げるような動きを意識してみよう。特に、吸う息のタイミングで背骨をスッキリと伸ばすと◎。
・下腹をしっかりと引き締めることで、姿勢が安定する。体内にエネルギー(気)を巡らせるためには、肩を耳から離して、上半身をリラックスさせることも大切。

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著者プロフィール

ヨガインストラクター、ライター。2004年にヨガを始め、綿本彰氏のスクールで指導者としてのトレーニングを積む。仲間とともに設立したヨガスタジオ「HAS YOGA(ハスヨガ)」などで指導を行うほか、ヨガコラムの執筆など多方面で活躍。ヨガを通じ、人々の幸せの輪が広がることを願っている。2012年12月に第一子を出産後は、自身の経験を踏まえながらマタニティヨガの普及にも情熱を注ぐ

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