パソコン疲れに効く“目ヨガ” 第12回「ヨガ的浄化テクニック(2)」

村上華子

【Getty Images】

 パソコンやスマートフォンの普及により、いまや現代人のお悩みトップ3に入るとも言われている、眼精疲労やドライアイ。また、目の疲れが原因で引き起こる頭痛や、首肩のこりがいつまでも取れない……なんて声も多く聞きます。そこで、それらのつらい症状を簡単にケアする目の浄化法「目ヨガ(トラータカ)」をご紹介します。

眼球運動で視界スッキリ、表情も明るく!

 パソコンのモニターなど1点を見つめ続ける動作は、常に首を前に傾け、視線を下げたまま。目の筋肉も体の筋肉と同様、適度な運動をさせないと、こりや疲れが蓄積し、柔軟性や機能を低下させます。

 そこで、眼球を大きく動かす目ヨガ「トラータカ」で、目の周りの筋肉に刺激を与え、眼球への血行も促進しましょう。ストレッチ効果によって、ぼやけていたピント調節も冴え、視界もクリアに。目の周りが生き生きすることで、表情も一段と明るく豊かに変化していきます。

目ヨガの前のウォーミングアップで効果倍増

 目の疲れを感じる方は、同時に首肩のこりもケアしていきましょう。そこで、目ヨガの前にウォーミングアップの一環として「首回し」をすることがお勧めです。軽く目を閉じて、呼吸のペースに合わせながらゆったりと首回すことで、首肩の過度な緊張がほどけ、心の中にも静けさが生まれます。

 毎日、就寝前にたった5分でOK! 心を静かに、自分自身を見つめる習慣をつけると、睡眠の質も上がり、次の日のパフォーマンスが違います。

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著者プロフィール

ヨガインストラクター、ライター。2004年にヨガを始め、綿本彰氏のスクールで指導者としてのトレーニングを積む。仲間とともに設立したヨガスタジオ「HAS YOGA(ハスヨガ)」などで指導を行うほか、ヨガコラムの執筆など多方面で活躍。ヨガを通じ、人々の幸せの輪が広がることを願っている。2012年12月に第一子を出産後は、自身の経験を踏まえながらマタニティヨガの普及にも情熱を注ぐ

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