みのるが素顔の谷口を下しV2に成功 裏切り者・高山がジャーマンで挑戦表明
自らマスクを脱ぎ捨てた谷口に大声援
谷口は鬼気迫る表情でみのるにテーブルクラッシュを決めると、己の肉体ひとつで勝負に出るが、必殺のマイバッハプレスが決まった直後、鈴木軍のセコンドがレフェリーを場外へ連れ出してカウントを阻止。無法地帯となったリングで、みのるがチョークスリーパーでガッチリと捕獲すると、イスを2度も振り下ろし、さらにイスの上へのゴッチ式パイルドライバーで粉砕した。
プロレス界に王と名がつく人間は2人いらない
みのるは高山を「鈴木軍をクビにした裏切り者」「行くあてのないデカイホウキ」「時代遅れ」とこき下ろすと、「プロレス界に王と名がつく人間は2人いらない。王は鈴木みのるだけでいい。次のいけにえはおまえだ。オレの前にひざまずけ。オレの前にひれ伏せ」と、帝王を地べたに這いつくばらせ、かつてない屈辱を与えると言い放った。
一方、高山は「オレが出て来るのが一番嫌なんじゃないの」とニヤリ。「三沢さんとあのベルトをコケにされた。許せない。あれ以上、あのベルトを汚されたくない」と、亡き恩人・三沢さんへの深い感謝と、初代王座を三沢さんと争い、第4代王者として自分も腰に巻いた至宝への思い入れを激白。「今のアイツはオンボロのおもちゃをたくさん持ってるけど、叩きつぶせばいい」と鈴木軍ごと壊滅させるという意気込みを激白した。
三沢さんのまな弟子・丸藤と杉浦が激しいエルボー合戦
4日後のGHCタッグ王座前哨戦として、ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.&シェルトン・ベンジャミン&タイチ組vs.クリス・ヒーロー&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&ジャック・ギャンブル組が対戦。19日の後楽園ホールでKESに挑むヒーローが、溢れる気迫を見せ付けるも、鈴木軍の牙城は崩せず。キャリアの浅いウェブに、ベンジャミンのキック、KESのキラーボムからタイチがタイチ式外道クラッチで勝利。王座防衛へ盤石の自信を見せ付けた。
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