北島康介も実践! 熱中症予防と対策 ポイントは「こまめに水分補給」
ただの水だけではダメ、一度に大量摂取もNG
水分補給になぜ水だけでは不十分なのか? 【スポーツナビDo】
なぜ、水分補給の際に水だけでは不十分なのか?という点については、下の図を参照してほしい。
【スポーツナビDo】
よって、水分補給にはナトリウムなどの電解質を含むスポーツドリンクが適しているわけだが、水分補給の方法も重要だ。ノドが渇いたからと一度に大量の水分を摂るのはNG。これだと、先ほどの話と関連するが、急激に体液が薄まってしまうので摂取した水分はほとんど尿として排泄され、体内にとどまらない。
そこで、水分補給の大事なポイントは“こまめに摂ること”。特にスポーツをしている人にとっては、その運動を始める少し前、そしてスポーツをしている最中は30分に1回程度の水分補給が必要と、三宅教授は説明した。
【スポーツナビDo】
「来年のオリンピックに向けて出発したい」
北島選手もマメな水分補給を心がけているという 【スポーツナビDo】
「2時間ぐらいの練習で500ミリリットルから1リットルの水分補給をしているんですが、気をつけているのはタイミングですね。僕もこまめに飲むようにしていますし、なるべく練習中はノドが渇いたなと思わないようにしています。練習前からしっかり水分補給ができていると最後にもうひと踏ん張りできますから、水分補給の大切さを感じますね」
「僕もゼロからの出発。来年の五輪を目標に」 【スポーツナビDo】
さらにこのセミナーでは、5月18日にリニューアル発売された「アクエリアス ゼロ」も紹介され、北島選手は“ゼロ”にちなんだ言い回しで、あらためて現役続行と、2016年リオ五輪を目標にすることを宣言。「僕自身もゼロからの出発。来年のオリンピックに向けて出発したいですね」と意気込みを語った。
今年の夏も高温傾向
熱中症は予防と対策が大事 【スポーツナビDo】
今年の夏も暑くなりそうだ 【スポーツナビDo】
(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)