【K−1】木村ミノルがHIROYAに暴言連発!?=久保優太は左右田戦へ「いい勝ち方を!」

K-1実行委員会

久保「追い込んだ練習できている」

勝率90パーセントを超える左右田と対戦する久保。「ただ勝つだけじゃなくて見ている人たちを魅了するような試合をして一番目立ちたい」と抱負を語った 【(C)M-1 Sports Media】

 今大会ではK−1 WORLD GP−65kg初代王座決定トーナメント準優勝の左右田との初対決に挑む久保。“65kg日本一決定戦”の呼び声高い一戦を前に、シャドーボクシングではキレのある動きを見せ、ミット打ちでは左右のミドル・ヒザ蹴り・飛びヒザ蹴りと多彩を蹴り技を繰り出した。

 開口一番「コンディションはとてもいいです。僕は選手だからもし(コンディションが)悪くても良いと言います。それが大人です。だから調子がいいです(笑)」と独特の表現で会見を和ませた久保だが「ちょうど試合まで1カ月を切って、今が一番追い込んでいる時期なので大分、お疲れモードです。でも矢口(哲雄)トレーナーからは集中していい練習が出来ていると褒めていただけているので、いい試合が出来ると思っています」と仕上がりは順調な様子。

 左右田がK−1に参戦する前から試合をチェックしていたという久保は「同じくらいの階級だったで『ああ…なるほど』と客観的に見ていました。それぞれ違う団体でチャンピオンになって、そういう選手が戦う場所がK−1だと思います。お客さんが望むマッチメークで、いい勝ち方で勝ちたい」と左右田との一騎打ちに闘志を燃やす。

難攻不落の左右田に「自分の試合する」

「僕にとって特別なリング」というK−1をもっともっと大きくしていくことの使命感を感じているという久保 【中原義史】

 左右田は90%を超える勝率を誇り、強靭なフィジカルとタフさを兼ね備えている選手。いつも通りの練習と左右田対策を並行している久保は、難攻不落の左右田だからこそ自分の武器で攻略したいと語った。

「(左右田は圧力をかけるスタイルだが)矢口(哲雄)トレーナーに言われるのは相手にどう合わせるかじゃなくて、自分の試合を作ることが一番だということ。そのために対策を立てて練習しています。左右田選手に合わせて戦うとそういう試合(左右田が圧力をかける試合)になると思うので、自分の試合が出来るといいなと思って、頑張り中です。

(攻略する自信はある?)いつも試合前は自信がなくて、だからこそ一生懸命練習しています。左右田選手はディフェンスが固いから、逆にそこをKOしたり、左右田選手のガードを突き破って勝てたら、自分自身一皮むけるんじゃないかという想いがあります。僕はそこを突破したいので、ただ勝つだけじゃなくて見ている人たちを魅了するような試合をする事が目標です」

 昨年11月に新たなスタートを切ったK−1のリングに立った久保。「K−1の舞台は僕にとって特別なリング」とK−1への思い入れを語る一方で、「僕が見ていたK−1や以前僕が出させてもらっていたK−1は地上波でも試合が放送されていました。だからそういう試合をすることや選手としてメディアに大きく取り上げてもらうことが目標です。『K−1が帰ってきた!』と思うのと同時に選手としてもっともっとという使命感を感じています」と現状に満足することはない。

目立ちたがり屋なのでライバルは全員

今大会では65kgのスーパーファイトが並んでいるが、久保は「一番目立つ」と気合十分 【中原義史】

 今大会では久保vs.左右田だけでなく、K−1 WORLD GP−65kg初代王者ゲーオ・フェアテックスvs.野杁正明やHIROYAvs.木村“フィリップ”ミノルと65kgのスーパーファイトが並んでいる。久保はその中でも自分が一番アピールしたいと“目立ちたがり屋”な一面ものぞかせた。

「僕が負けたゲーオ選手と野杁選手が戦うし、後輩のミノル君もいい選手です。65kgはキャラクターが立つ選手や個性がある選手がたくさんいるので、僕にしかできない戦い方で、久保優太にしかできない戦い方を見せて勝ちたいと思います。僕は目立ちたがり屋なので(笑)、他の選手は全員ライバルという気持ちは常に持っています」

 久保は難攻不落の左右田を打ち崩し、激戦区のK−1−65kgで存在感を見せることが出来るか!?

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