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川淵「新リーグの略称は『JPBL』」
第3回タスクフォース後のチーム説明会

参加要件(2)入会金、制度、選手構成、ユース、選手年俸

バイス氏はチーム代表者に対し、新リーグへの参加意思を確認。全員が参加を表明したことを喜んだ
バイス氏はチーム代表者に対し、新リーグへの参加意思を確認。全員が参加を表明したことを喜んだ【スポーツナビ】

川淵「アマチュアの選手を2人までは認める」


 入会金その他について。スポンサーなどについては、全体の展望が見えない中で要求する額だけ多いと皆さんの運営も大変でしょうから、事務局の経費その他がある程度予想されていても、いくらということはまだ言えません。できるだけ皆さんの経営にインパクトを与えない範囲での入会金、年会費であればいいなと思っているので、追って定めます。


 それから、昇降格については初年度から実施します。初めの1部チームが仮に12チームであった場合、昇降格をするというよりは、2チームを1部に新たに加える。あるいは4チームというわけにはいかないでしょうが、(1部が)16チームになるまでは降格ではなく、増やしていく方向で考えていければと思っています。


 クラブライセンス制度について。毎年基準をしっかり満たしたクラブが、ライセンスを認められて次(翌年)のリーグに出場できるということで、そういったものをきちんと整備していきたいと思います。


 JBAへの納付金はどこの国でも行われているし、そういった義務があります。入場料金の2%を協会に納入することをやってほしいと思います。試合数その他は皆さんの要望に従って、年間60試合をめどにしています。


 選手構成については、社員選手を認めてほしいという声もあり、アマチュアの選手を2人までは認めるという構成にしています。例えば、12人の場合には10人までプロ契約をしていなければならないという意味です。2部のチームは経営負担を考え、プロ契約選手を5名以上保有すればいいという形で余裕を持たせています。もちろん、1部に上がる際にはその条件を超えない限りは昇格を認めないということです。


 ユースチームに関しては、21歳とか22歳以下の選手をいかに公式戦に出すか、ということを皆さんの中で決めていってもらえればいいと思います。ここで条件は提示していません。新人選手に関しては、いろいろな獲得合戦があって、お金で決まっていくということは問題が生じてきます。初年度の新人選手の最高年俸等は決めていきたい。試合出場数が増えていけば、その年度内にも(年俸を)上げられるという条件設定ができればいいと思っています。そして、選手の最低年俸も決めたいと思っています。


 収益事業ですが、皆さん方が過去10年に渡っていろいろなスポンサーを集めてきました。そうした努力に敬意を表して、チームの持つスポンサーには尊重するという姿勢で事に当たりたいと思います。本日、電通にマーケティングの全責任を負って、協賛社を探してほしいということをお願いしました。その総額がどうなるか、はっきり言ってまったく見えておりません。これについては、皆さんが今持っているスポンサー、契約金額を含めて報告していただく。それを持って、新たな市場を電通さんとして探していくことで、より多くの収入が入るよう最善を尽くして、皆さんの収入が多くなるよう努力したいと思います。


 大ざっぱな条件は以上です。今私が申し上げたことでご質問、ご意見はございますか?

チーム説明会での質疑応答(1)

川淵「(昇降格は)1年目の流れを見ながら決めていく」


――ユースチームを設けることについて。これは最初から設ける必要があるのか?(岩手ビッグブルズ/bjリーグ)


川淵 代表チームの強化がFIBAから求められる3つのうちの1つです。JBAが改善しなければならない最大の問題は、代表チームが強化されていないことです。そのためには、ユースをいかに育てていくかということが最大のポイントです。それを育てられるのは中学高校大学も含めてなんですけれど、プロリーグの各チームが若手を養成・育成していく。そこに強化の重要なポイントがあるということで、ユースチームをぜひ持ってほしいと思います。


 理想の形は、各チームが持っているU−15、U−18のチームがトップチームの遠征時に遠征先で試合をすること。それが強化に一番役立つのですが、費用を考えるとそれは要求しづらい。ただ、協賛社が相当な数出てきて、一定の金額が確保できるなら、皆さんにお願いできるけれど。今は僕も気が弱くなってそこまでは言えないので(笑)、できたらやってほしいと思っています。


――昇降格について。開幕初年度から実行すると、初年度のシーズンの次のシーズンから入れ替わるということなのか。カーディング(編注:試合日程の調整)、会場確保のスケジュールが間に合わない懸念がある。(つくばロボッツ/NBL)


川淵 皆さんカーディングが最優先かのように言われる。もちろん、試合をする場所が無ければ試合はできないけれど、ホームゲームを8割やる前提でホームアリーナが決まるわけだから、今までのように前年度の何月までに決まらないと翌年のカーディングができないというのは通らない。カーディングだって、場所を抑えておいてできないならキャンセルすればいいだけの話。カーディングがすべてだという言い方を聞くと僕としては違和感があります。


 大事な話だが、入れ替え戦については初年度のチームがどういう形で決まっていくのか分からないけれど、16プラスマイナス4と最初に(私案で)言ったわけで、12チームに決まったときは16に向かっていきたいと思います。トップリーグがすごい人気になって、チーム数を増やしても問題ないなと思ったときには、降格よりも増やす方向に行く。初めに14チームでリーグを作り、あまりにも下位のチームと差がありすぎて、人気が出ない、盛り上がらないという場合には昇降格をやります。1年目の流れを見ながら決めていこうかなというのが今の考え方です。


――選手の年俸の最低ラインについて。いつごろ具体的な数字を決めるのか?(東京エクセレンス/NBDL)


川淵 僕が思っているのは最低年俸300万円です。アマチュアのチームはゼロでいいわけです。プロの選手としての最低年俸はそんなところかなと。本当はもっと高いところを言いたいんですけれど、そんなイメージです。正式に決まったわけではありませんが。


バイス まず川淵さん、トップリーグの統一問題についてをワーキンググループで活動していただきありがとうございます。今後、バスケットボールがさらに促進していくための、素晴らしい動きをしてくれたと思う。私自身、チームミーティングに参加させてもらうのは2回目だ。私は大変好奇心が強い人間なので、皆さんにダイレクトに質問をさせてもらう。新しいリーグに参加する意思がない方はいるのか?


(誰も手を上げず)


バイス 全員が参加していただけるということで、ようこそいらっしゃいました。みんなで協力してやっていきましょう。

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