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朱里「再戦して自分の実力を証明したい」
初黒星のK−1初参戦を振り返る

視聴者が約4億人のビッグマッチ

長時間のフライトの疲れも見せずに、成田空港でキックボクシング初黒星となったK−1初参戦を振り返った朱里
長時間のフライトの疲れも見せずに、成田空港でキックボクシング初黒星となったK−1初参戦を振り返った朱里【REINA女子プロレス】

「K−1 CHINA vs.JAPAN」(1日/中国・湖南省長沙市)へ参戦していた朱里が試合を終え、2日の21時半過ぎに成田空港へ到着。ホテルを当日朝の6時に出発して乗り継ぎでのロングフライトにも疲れを見せず、試合を振り返った。


 朱里はK−1ルール、53kg契約の3分3R・延長1Rで散打王者であるイ・メイディエと対戦。イ・メイディエは中国ナンバーワンの実力者という触れ込みで、事実上、日中の頂上対決と期待された。

 

 同大会は中国のテレビ局全14チャンネルで放映され、およそ4億人が視聴したという超ビッグマッチ。リングサイド席は日本円にして約8万円、一番安い席でも約2万円の料金設定であったことからも、同大会のスケールがうかがえる。中でも朱里とイ・メイディエの一戦の注目度は高く、朱里は中国の空港に着いた瞬間からテレビクルーが密着したほど。それほどのフィーバーぶりのなか、同イベントの第3試合にラインアップされた。

不可解なイエローで判定負け

 朱里は1Rから前に出て圧力をかけ、距離を詰める戦法を取った。「いつもの自分のスタイルなので。普段、男の人とスパーリングをさせてもらっていることもあって、女の人には力負けしない自信がありました。どんどん前に出て、どんどん攻めようと思った」との言葉通り、積極的に前に出る。1R開始早々、サイドキックを狙ったイ・メイディエだが、朱里はがっちり防御。その後は圧力をかけていったため、イ・メイディエは得意であるサイドキックやヒザ蹴りをほとんど完封された。

「横蹴り(サイドキック)が来るのもそうですし、サウスポーなのも初めて(の相手)だったので、自分が距離を詰めて、(イ・メイディエの武器を)出させませんでした」

 

 さらに、朱里は左右のパンチも見極めしっかりカットし、有効打を食らわず。その後、イ・メイディエは圧力をかけられるとクリンチ。朱里はクリンチに対し、プッシュして体を離そうとする。この攻防が何度となく続くが、レフェリーはイ・メイディエのクリンチに対してではなく、朱里のプッシュに対して終始注意を与える。こうして迎えた3R2分45秒、朱里はクリンチに対するプッシュで、イエローカードが宣告された。


 3R通じて、終始攻め続けていた朱里だが、結果はイ・メイディエの判定勝ちというジャッジ。デビューから12戦12勝という驚異の戦績を残していた朱里にとってはなんとも不可解な、そして、残念な初黒星となってしまった。

「何で反則をとられたのかは全くわかりません。アウェイなのは覚悟していましたが、減点を取られて…もし延長になってもいけるとは思っていました」

「結果は仕方ないけど……」

 思いもよらぬ敗戦。不可解極まりない結末となってしまったが、朱里の目はもう次に向いている。

「結果はもう仕方ないです。それよりも今すぐにでも再戦したいです。そして自分の実力を証明したいと思っています。それと、海外での試合は、圧倒的な試合をしてKOやダウンを奪うほどの戦い方をしなくてはいけないと思いました。これからもっともっと練習して強くなります」


 今回、女子プロレスラーとして、初のK−1出場という快挙を成し遂げたが、次なる野望も描いている。それは、K−1JAPAN参戦。そのためには後ろを振り返っているわけにはいかない。CMLL世界王者としてプロレスラーとの二刀流の肩書きを持つ朱里のチャレンジは続く――。

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