9ホールのみの超ミニゴルフ大会が開催=ホリエモンからV経験のあるプロまで参加
距離の打ち分けなどプロの技術を堪能
優勝者の1人、芹澤大介プロは「クラブが6本しか使用できないことで逆に面白かった。創造力をフル活用しました」と感想 【北村収】
全員がウィンウィンになれるシステム
今大会を主催したマーク金井(一番右)と優勝者で記念撮影。金井氏は「今後はこの形式で全国を回りたい」と明言 【北村収】
「『マーク・マイクロ・トーナメント』は、組数を10組以内で開催することにこだわっています。理由は10組以内でギャラリーも多くて100人以内に抑えることができれば、通常のゴルフ場の営業で行うことができるからです。例えばこれ以上規模を大きくしてしまうと、駐車場に車が止められなくなったりギャラリー用のトイレが必要になったり、トーナメントを開催するために新たな設備を用意しなくてはならなくなり、コストがかかってしまいますが、この規模だったら通常のゴルフ場のインフラでトーナメントを開催することができます。一方でプロゴルファーにとっては試合する機会が増えますし、ゴルフ場にとっては練習ラウンドなども含めてプレー人数が増えるというメリットがあり、さらにギャラリーには身近でプロの技を見ることができます。ですから関係者全員がウィンウィンになれるのです」
さらにもう一つ筆者がこのトーナメントの特徴的なことと思ったことがある。昨今ではトーナメント主催者側がWebやSNSでプロモーションを行うことは当たり前になっているが、マーク・マイクロ・トーナメントでは塚田プロをはじめ出場するプロゴルファーの多くが自らのメディアで宣伝してくれているのだ。SNSの時代、プロゴルファーという著名人の力が結集すれば、この小さなトーナメントの魅力はさらにアップするかもしれない。
「今後は全国各都道府県で開催したい」
「今後全国の各都道府県で開催したいと思っています!」と表彰式で宣言した大会代表であるマーク金井氏。この小さなトーナメントが秘める大きな可能性に注目してみたい。