長岡望悠「今日はいい状態で打てた」=ワールドGP 中国戦後コメント

スポーツナビ

中国にストレート勝ちを収め、3連勝でワールドGP初のメダル獲得に大きく近づいた日本 【坂本清】

 バレーボール女子のワールドグランプリ(GP)は22日、決勝ラウンド(8月20日〜24日、東京・有明コロシアム)の第3戦が行われ、日本は中国を3−0(25−21、25−17、25−21)のストレートで下し開幕3連勝を飾った。

 日本は、大野果奈のクイックやキャプテン木村沙織のスパイク、サービスエースで確実に得点を重ねて第1セットを先取。第2セットも勢いそのままに日本が連取すると、第3セットでも木村の連続サービスエースや長岡望悠のスパイクが次々と決まり中国を寄せ付けない。そのまま日本がストレート勝ちを収め、3連勝でワールドGP初のメダル獲得に大きく近づいた。

 以下は試合後の選手コメント。

長岡望悠(久光製薬)

72%のスパイク決定率をみせた長岡は「今日はいい状態で打てることが多かった」と納得の表情 【坂本清】

「今日はいい状態で打てることが多かった」

(5連戦の)中盤の試合をしっかり勝てたのはよかった。明日、明後日の試合に向けて勢いに乗るためにも勝ててよかった。

(スパイク決定率が72%と驚異的な数字だが)自分の中ではいつもと同じ気持ちで臨み、同じ意識でプレーをしていた。いつもより決まっているのでちょっとビックリした。自分自身はラリー中の攻撃を課題としているが、サオリさん(木村)、リサさん(新鍋)、リョウさん(佐野)が中国の強いサーブをしっかり踏ん張って返してくれたので、今日はいい状態で打てることが多かった。

 ハイブリッド6という新しい戦術で取り組み、スタッフ、選手、みんながこの大会に懸けている。大事な世界選手権に向けてもいい形の何かを見いだせるように、細かい課題もたくさんあるので、それを1つ1つクリアしながら結果がついてくればいいと思う。

木村沙織(東レ)

キャプテンの木村は「同じアジアのチームで負けられない戦いだった」と試合を振り返った 【坂本清】

「同じアジアのチームで負けられない戦いだった」

 同じアジアのチームで負けられない戦いだったので、チーム力でしっかり勝つことができてよかった。

 サーブで崩せるか、崩せないかが勝ちにつながるところなので、普段からサーブの練習時間も長く取り、1人ひとりがコーチのアドバイスを聞きながら丁寧に練習している結果。明日の一戦も集中して、勝てるように頑張りたい。

宮下遥(岡山シーガルズ)

「あまりメダルのことは考えていない」と謙虚に語る宮下 【坂本清】

「あまりメダルのことは考えていない」

 始めはサーブが弱く、相手にコンビを使われ対応できなかったが、中盤からいいサーブが打てるようになり、レシーブも良く、つなぎも良くなった。

(メダルに近づいているが)あまりそういうことは考えていない。

 絶対に1点を取らなければならない、というところでも取れない脆さがあった。そういうところに目を向ければ、表彰台や、いい色のメダルに近づくと思う。
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