いい大人が朝からびしょ濡れ大騒ぎ! エクストリーム水鉄砲運動会

エクストリーム出社協会

【日本エクストリーム出社協会】

 梅雨も明け、連日真夏日を記録する今日このごろ、いかがお過ごしだろうか。気づくと通勤している間にすでに汗だく……ということも少なくないのではないだろうか。

 出勤時間をエンターテイメントにすべく活動しているエクストリーム出社協会としては、「より夏らしい出社を提案しなければ!」と、このたびアマゾンの協賛を得て、7月29日の午前7時から8時までの1時間、東京都心のビル街にある小学校跡地で、出社前に思い切り水鉄砲で遊ぶ「エクストリーム水鉄砲運動会」を開催した。

わんぱくだった子どもたちの20年後の姿

【日本エクストリーム出社協会】

 東京・西新宿の高層ビル街の一角に位置する「芸能花伝舎」のグランドに立つ大人たち。いつもは蒸し風呂のような通勤電車に揺られているのと同時間、身軽な格好で広いグラウンドを走り回っていると、一瞬自分が小学生に戻ったような錯覚すら覚える。

 1997年まで実際に小学校として使われていたこの場所に、水鉄砲運動会という奇抜な試みに興味津々の猛者たちが集まった。見よ、かつてわんぱくだった子どもたちの20年後の姿を!

水鉄砲をぶっ放し、濡れても恨みっこなし

【日本エクストリーム出社協会】

 校庭には水を張った大型のビニールプール。その中には、アマゾンのおもちゃストアから提供された大小さまざまなフォルムの水鉄砲が浮かんでいる。今回はこれらを自由に手に取り、運動会らしく紅白に分かれて、競技……という名目でとにかく水鉄砲をぶっ放しまくる。濡れても恨みっこなし。

 アマゾンのご厚意により、手に取った水鉄砲は参加者全員にそのまま無料プレゼント。よりどりみどりのカッコイイ水鉄砲で遊び放題、取り放題だというのだから、すごい。ホントにいいの!? なんとも太っ腹な話だ……。

闘争本能の赴くままに水を掛けあう

【日本エクストリーム出社協会】

 午前7時、会場に響くホイッスル。参加者たちが好きな水鉄砲を手に取ると、1時間に及ぶ出社前のエクストリームな水遊びが始まった。

 リレー、玉入れ……運動会の競技をモチーフにしたさまざまなアトラクションを、参加者たちは水鉄砲片手に体験していく。競技の段取りは決まっているものの、ひとたび水鉄砲の先から水が出てしまったら、あとは闘争本能の赴くまま。みんなとにかく掛けあう、掛けあう!

【日本エクストリーム出社協会】

「シューティングリレー」と名付けられた競技では、次の走者にバトンタッチするために、走路の上に置かれた空き缶を水鉄砲で倒さなければいけないルールだった。そのまま至近距離から当ててはつまらないので、2メートルほど離れた場所から狙う。

 離れた場所から的を狙うのはなかなか難しい。力を入れすぎても水が飛沫に変わって、空き缶を押し倒すまでのパワーが出ない。簡単なようでなかなか技術が求められるのだ。参加者の顔には、好奇心と緊張感の入り混じった表情が浮かんだ。

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著者プロフィール

「出社をスポーツに!」を合言葉に、出勤時間中、どこまでアクティブに遊べるかを競う「エクストリーム出社」を提唱しているサラリーマン集団。競技の模様は、Twitterハッシュタグ「#エクストリーム出社」で見ることができる。著書に『サラリーマンは早朝旅行をしよう!』(SB新書)

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