遅夜ご飯メニュー 食欲コンサルタントの健康レシピ

村山彩

【村山彩】

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 こんにちは。食欲コンサルタントの村山彩です。食と運動に関するお悩み相談の第4回は、「消化に良い遅夜ご飯」をテーマに取り上げます。

「夜22時以降に帰って、食べるべき夕食のメニューは?」

 セミナーなどでも多くの方に質問いただく内容です。第1回の「健康なカラダとココロを作る朝食」でお伝えしたような「一汁三菜」「バランスの良い食事」をすることがいいということは、多くの人が分かっているけれど、仕事やトレーニングで遅くに帰宅して疲れていたり、翌朝は胃がもたれていたりでなかなか……とのお悩みはよく分かります。

 そこで今回は、簡単にできて、糖質・タンパク質などのエネルギー源・リカバリー栄養素は摂れつつも、消化のよい「カブと豆腐のほっこりお粥」をご紹介します。

カブと豆腐のほっこりお粥

【村山彩】

【材料】(2人分)
ご飯:2膳分 
 (糖質)
卵:2個
 (ビタミンCを除くほぼすべての栄養素を含む完全栄養食品)
絹豆腐:1/2丁(170〜200g)
 (植物性タンパク質、糖質の代謝を助けるビタミンB1+脂質の代謝をあげるビタミンB2+タンパク質の代謝を助けるビタミンB6)
カブ:1と1/2株
 (根はビタミンC、葉はビタミンB群・カルシウム・鉄)
人参:1/2本
 (βカロテン・糖質)
細ネギ:適量
 (ビタミンB1の吸収を助けるアリシン)
生姜:適量
 (食欲増進・保温作用)
出汁:300cc
 (タンパク質)
水:300cc
塩:少々
すりゴマ:適量

【作り方】
1)豆腐は好みの大きさに、カブの根は1/4〜1/6、カブの葉はザク切り、人参は乱切り、細ネギは小口切り、生姜は千切りにする
2)鍋に豆腐、カブの根・葉、人参、出汁、水を入れ、カブと人参が柔らかくなるまで中火で煮込む
3)野菜が柔らかくなったらご飯・塩を加える
4)溶き卵を加え、一煮立ちしたら火を止める
5)器に移し、薬味を加えて完成

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著者プロフィール

食欲コンサルタント、日本初のアスリートフードマイスター、野菜ソムリエ。2012年7月、館山トライアスロン総合優勝。2014年 ironman 70.3 台湾エイジ優勝 。現役トライアスリートとしての知識と経験を生かし、プロアスリートやアマチュアランナーへ食事指導と運動指導を行っている。そのほか、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントを通じてランニングと食事についての幅広い活動を行う。13年12月に『あなたは半年前に食べたものでできている』、15年2月に『あなたは半年前に食べたものでできている 実践編』(ともにサンマーク出版)を上梓

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