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中邑がIC奪回 桜庭とグレイシー狩りへ
AJスタイルズがオカダに挑戦状
IWGPインターコンチ王座を奪回した中邑は、桜庭、グレイソーのラブコールにたぎりまくり
IWGPインターコンチ王座を奪回した中邑は、桜庭、グレイソーのラブコールにたぎりまくり【前島康人】

 6日の新日本プロレス「INVASION ATTACK 2014」東京・両国国技館大会では、5大タイトルマッチなどが行われ、満員となる8500人を動員した。

 メーンイベントのIWGPインターコンチネンタル(IC)選手権試合では、「NEW JAPAN CUP」優勝者の中邑真輔が、王者・ 棚橋弘至を破り、IC王座返り咲き。試合後はダニエル・グレイシー、ホーレス・グレイシーと桜庭和志から熱烈ラブコールを受け、5.3福岡国際センターでの、グレイシー一族vs.中邑&桜庭組という刺激的なカードが急浮上した。

棚橋の非情ヒザ攻めを耐え抜き逆転

バリエーション豊かなボマイェで王者・棚橋を粉砕
バリエーション豊かなボマイェで王者・棚橋を粉砕【前島康人】

 苦しい戦いだった。今年の1.4東京ドーム、2.9広島と2連敗し、背水の陣で臨んだ中邑に対し、棚橋は冷徹なまでのヒザ攻めで、20分過ぎまでまったくペースを握らせず。だが、中邑はドラゴンスクリュー、ヒザへのヴァイブレーション&ハイフライフロー、テキサスクローバーホールドといった猛攻を耐えると、ジャンピング、スライディング、ランニングといった、バリエーション豊かなボマイェで王者を粉砕した。

 試合後、グレイシーと桜庭からのアピールに応じた中邑は、「えもいわれぬ不安感はある」と率直な気持ちを吐露しながらも、「自分の考えもしなかった新しい刺激」とニヤリ。02年の大みそかにデビュー2戦目で対戦して敗れ、12年越しの借りがあるダニエルとの再戦、そして、ずっと意識する存在であった桜庭との合体に早くもたぎりまくり。「オレ、プロレスの黒帯です。やってやるんです」と、IC王者としてのプライドをむき出しにした。

AJスタイルズがバレットクラブ入り

オカダをKOしたAJスタイルズはIWGP王座挑戦を表明
オカダをKOしたAJスタイルズはIWGP王座挑戦を表明【前島康人】

 IWGPヘビー級王者の“レインメーカー”オカダ・カズチカにまさかの刺客が出現。元TNA世界ヘビー級王者のAJスタイルズがバレットクラブ(BC)入りし、最初の標的としてオカダのベルトに照準を合わせた。

 オカダはこの日の第6試合でバレットクラブに快勝。だが、試合後、フードを被ったAJが背後からオカダを襲撃。必殺技のスタイルズクラッシュでオカダをKOすると、BCのTシャツを見せ付け、これまでのボスであったプリンス・デヴィットが追放されたBCへの加入を鮮烈に印象づけた。

 TNAを退団後、フリーとして活動していたAJは、新日本を新たな活動の場に選んだ理由について「最強の団体だから」と語った上で、「最初の目標はIWGPを獲ること」と、改めてオカダに宣戦布告した。

後藤&柴田はIWGPタッグ奪取ならず

後藤&柴田組はIWGPタッグ王座奪取ならず
後藤&柴田組はIWGPタッグ王座奪取ならず【前島康人】

 IWGPタッグ選手権試合では、カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ組が、後藤洋央紀&柴田勝頼組の同級生タッグを退けV2に成功。3.6大田区ではノンタイトル戦ながら王者組に勝利していた後藤組だが、チームを分断され、後藤がマジックキラーにごう沈。ますます勢いを増すアンダーソン組は「オレたちが最強チームだ」と吠えた。


 NEVER無差別級王者の石井智宏は、前王者の内藤哲也を退け初防衛に成功。グロリア、スターダストプレス、プルマブランカなど、持てる力と技のすべてを出し尽くした内藤に対し、無骨な打撃と強烈なラリアットでやり合い、垂直落下式ブレーンバスターでフィニッシュを決めた。

 試合後、次期挑戦者として名乗りを上げたKUSHIDAに対し、石井は「この試合を越えられるか」と、その覚悟を確認した上で、挑戦を容認した。

天コジがNWA王座奪取 小島は2冠に

 NWA世界タッグ選手権試合では、 天コジこと天山広吉&小島聡組が、ロブ・コンウェイ&ジャックス・ダン組を倒し王座奪取。小島はシングル王座と共にNWA2冠王となった。小島のラリアットからの天山のムーンサルトプレスという連係で勝利をつかんだ天コジは、互いに感謝した上で、世界ツアーの野望も激白。23年の長い絆で結ばれたコンビ愛を爆発させた。

 IWGPジュニアタッグ選手権試合では、ザ・ヤングバックスこと、マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン組が、飯伏幸太&エル・デスペラード組を撃破。必殺のモアバング4ユアバックでデスペラードが敗れるも、IWGPジュニアヘビー級王者の飯伏はリベンジの機会を訴えた。

高木裕美

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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