中邑がIC奪回 桜庭とグレイシー狩りへ=新日本プロレス
IWGPインターコンチ王座を奪回した中邑は、桜庭、グレイソーのラブコールにたぎりまくり 【前島康人】
メーンイベントのIWGPインターコンチネンタル(IC)選手権試合では、「NEW JAPAN CUP」優勝者の中邑真輔が、王者・ 棚橋弘至を破り、IC王座返り咲き。試合後はダニエル・グレイシー、ホーレス・グレイシーと桜庭和志から熱烈ラブコールを受け、5.3福岡国際センターでの、グレイシー一族vs.中邑&桜庭組という刺激的なカードが急浮上した。
棚橋の非情ヒザ攻めを耐え抜き逆転
バリエーション豊かなボマイェで王者・棚橋を粉砕 【前島康人】
試合後、グレイシーと桜庭からのアピールに応じた中邑は、「えもいわれぬ不安感はある」と率直な気持ちを吐露しながらも、「自分の考えもしなかった新しい刺激」とニヤリ。02年の大みそかにデビュー2戦目で対戦して敗れ、12年越しの借りがあるダニエルとの再戦、そして、ずっと意識する存在であった桜庭との合体に早くもたぎりまくり。「オレ、プロレスの黒帯です。やってやるんです」と、IC王者としてのプライドをむき出しにした。
AJスタイルズがバレットクラブ入り
オカダをKOしたAJスタイルズはIWGP王座挑戦を表明 【前島康人】
オカダはこの日の第6試合でバレットクラブに快勝。だが、試合後、フードを被ったAJが背後からオカダを襲撃。必殺技のスタイルズクラッシュでオカダをKOすると、BCのTシャツを見せ付け、これまでのボスであったプリンス・デヴィットが追放されたBCへの加入を鮮烈に印象づけた。
TNAを退団後、フリーとして活動していたAJは、新日本を新たな活動の場に選んだ理由について「最強の団体だから」と語った上で、「最初の目標はIWGPを獲ること」と、改めてオカダに宣戦布告した。
後藤&柴田はIWGPタッグ奪取ならず
後藤&柴田組はIWGPタッグ王座奪取ならず 【前島康人】
NEVER無差別級王者の石井智宏は、前王者の内藤哲也を退け初防衛に成功。グロリア、スターダストプレス、プルマブランカなど、持てる力と技のすべてを出し尽くした内藤に対し、無骨な打撃と強烈なラリアットでやり合い、垂直落下式ブレーンバスターでフィニッシュを決めた。
試合後、次期挑戦者として名乗りを上げたKUSHIDAに対し、石井は「この試合を越えられるか」と、その覚悟を確認した上で、挑戦を容認した。
天コジがNWA王座奪取 小島は2冠に
IWGPジュニアタッグ選手権試合では、ザ・ヤングバックスこと、マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン組が、飯伏幸太&エル・デスペラード組を撃破。必殺のモアバング4ユアバックでデスペラードが敗れるも、IWGPジュニアヘビー級王者の飯伏はリベンジの機会を訴えた。
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