高橋弘篤「とにかく攻める」=スケルトン 1日目終了後コメント

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男子1回戦 スタートする笹原友希=ソチ 【共同】

 ソチ冬季五輪のスケルトン男子が現地時間14日、当地のスライディング・センター・サンキで1本目、2本目が行われ、日本の高橋弘篤(システックス)は2本合計1分54秒63(1本目:57秒53、2本目:57秒10)で15位につけた。笹原友希(システックス)は2本合計1分56秒29(1本目:58秒22、2本目:58秒07)で22位。

 スケルトン競技は4本の合計タイムで争われる。15日に行われる4本目は、3本目の時点で上位20人に入った選手のみが進出する。

 日本勢における過去の五輪最高位は2002年のソルトレークシティ大会に出場した越和宏の8位入賞。

 以下、レース後の高橋、笹原コメント。

高橋弘篤「明日は爆発する」

「タイム差がどれぐらいになるか分からないですけど、まだ明日も2本あるので、まだまだ入賞も狙えるので、今日しっかり良い準備をして明日に備えます。1本目は大きく乱れた部分はないのですが、少し硬くなってしまったというか、無難にいき過ぎました。2本目はとにかく攻めるという気持ちを持って、監督にもそのように言われたので、攻めていきました。(2本目は攻めた分、暴れてしまった?)そうですね。ただ、滑りの内容は1本目よりも自分の中では良かったです。また改めて映像を見たり、監督、コーチと話し合って明日への課題を見つけようと思います。

 僕の場合は思い切って爆発するというところが課題で、コーチらとも話しているところです。そういう意味では今日の1本目も全力でいきましたし、滑走は少し無難になってしまいましたけど、2本目はスタートも滑走も攻めていけたので、明日に生かしたいと思います。

(レース前に越和宏さんからは何か言われたか?)とにかく攻めろということですね。守ったところで何も始まらないので。初めての五輪だし、とにかく攻めていけと、それだけです。とにかく明日は爆発していい勝負ができるようにしたい」

笹原友希「しっかりと20番以内に入る」

 1本目で致命的なミスをしてしまって、乗れなかったですね。14番カーブでミスがありました。そこまでうまくいっていたので、そこでタイムを狙って操作を弱めたら、いつもよりスピードがあって操作もうまくいっていたつもりが、ちょっとラインが高くなってしまい、ピンボールみたいに3回壁にぶつかってしまいました。それが痛いですね。4本目に進むには数人抜かないといけないので、しっかりと20番以内に入ることを目標にして、最後まで頑張ります。

(明日に向けての改善点は?)2本目で14番は改善できたので、ただ2本目は他のカーブでミスしてしまって、全体でまとまっていないので、その2カ所を修正できればタイムは上がっていくと思います。今日のミスを明日に生かします」
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