ヒョードル、現役復帰を否定も「これからも日本の格闘技に協力したい」

中村拓己

現在のヒョードルはロシアのスポーツ省特別補佐官

猪木(右)とヒョードルのツーショットが実現 【田栗かおる】

 大晦日に開催される「INOKI BOM−BA−YE 2013」(12月31日/東京・両国国技館)の大会開始前、元PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルが囲み取材を行った。

 ヒョードルは今大会のメインイベントに組まれたIGFチャンピオンシップ、王者・藤田和之vs.挑戦者・石井慧の立会人として来日。30日にはフジテレビ系列で放送された『ジャイアントキリング3〜スポーツマン腕相撲世界一決定戦〜』にも出演し、横綱・白鵬らと対戦した。

 約2年ぶりの来日となったヒョードルは「日本は大好きで、ファンのみなさんに会えてうれしい」とコメント。現役引退後、現在はロシアのスポーツ省特別補佐官の役職につき、現地の格闘技団体・MMA(総合格闘技)団体の代表を務め「ロシアで総合格闘技が発展するための活動をしている」という。

藤田vs.石井は石井有利を予想

現役復帰の可能性は否定したヒョードル 【田栗かおる】

 メインイベントで対戦する藤田と石井は過去に拳を交えた相手で、ヒョードルも「私もこの試合を楽しみにして来日しました。非常に面白く、熱い戦いになると思います」と期待。試合の展望を聞かれると「藤田選手は経験豊かで強いファイターです。ただし石井選手は若くて伸びしろがあります。すべて上手くいけば石井選手が勝つのではないでしょうか?」と石井有利を予想した。

 現役復帰の可能性を聞かれたヒョードルは「もちろんリングを見ると気持ちは高ぶります。これからもトレーニングは続けますが、現役の選手として試合をすることはないでしょう」と否定。その一方で「もちろんこれからも日本の格闘技のために協力していきたい」とファイターとは違う形で日本の格闘技界に携わっていく意思を示した。

 囲み取材の前にはヒョードルとアントニオ猪木氏とのツーショットも実現。ヒョードルは参議院議員として猪木が掲げるスポーツ外交について「来年、ロシアと日本の記念の年で、ロシアと日本で文化交流イベントが行われます。日本とロシアでそのような発展ができたらうれしいですね」と賛同。「またみなさんとお会いできると思いますよ」とニッコリと微笑んで囲み取材を締めた。
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著者プロフィール

福岡県久留米市出身。プロレスファンから格闘技ファンを経て2003年に格闘技WEBマガジンの編集部入りし、2012年からフリーライターに。スポーツナビではその年の青木真也vs.エディ・アルバレスから執筆。格闘技を中心に活動し、専門誌の執筆、技術本の制作、テレビ解説も務める。

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