ヒョードル、現役復帰を否定も「これからも日本の格闘技に協力したい」
現在のヒョードルはロシアのスポーツ省特別補佐官
猪木(右)とヒョードルのツーショットが実現 【田栗かおる】
ヒョードルは今大会のメインイベントに組まれたIGFチャンピオンシップ、王者・藤田和之vs.挑戦者・石井慧の立会人として来日。30日にはフジテレビ系列で放送された『ジャイアントキリング3〜スポーツマン腕相撲世界一決定戦〜』にも出演し、横綱・白鵬らと対戦した。
約2年ぶりの来日となったヒョードルは「日本は大好きで、ファンのみなさんに会えてうれしい」とコメント。現役引退後、現在はロシアのスポーツ省特別補佐官の役職につき、現地の格闘技団体・MMA(総合格闘技)団体の代表を務め「ロシアで総合格闘技が発展するための活動をしている」という。
藤田vs.石井は石井有利を予想
現役復帰の可能性は否定したヒョードル 【田栗かおる】
現役復帰の可能性を聞かれたヒョードルは「もちろんリングを見ると気持ちは高ぶります。これからもトレーニングは続けますが、現役の選手として試合をすることはないでしょう」と否定。その一方で「もちろんこれからも日本の格闘技のために協力していきたい」とファイターとは違う形で日本の格闘技界に携わっていく意思を示した。
囲み取材の前にはヒョードルとアントニオ猪木氏とのツーショットも実現。ヒョードルは参議院議員として猪木が掲げるスポーツ外交について「来年、ロシアと日本の記念の年で、ロシアと日本で文化交流イベントが行われます。日本とロシアでそのような発展ができたらうれしいですね」と賛同。「またみなさんとお会いできると思いますよ」とニッコリと微笑んで囲み取材を締めた。
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