WBC王者・三浦がV2戦へ自信=「最後はボンバーレフトで終わらせたい」
海外防衛成功が大きな自信
減量も順調でリラックスした表情が目立った三浦 【スポーツナビ】
計量5日前(公開計量は30日)でありながらすでにスーパーフェザー級のリミットまで500グラムという三浦は、「体調も良くなってきて最高の状態です」と減量も調整も順調に進んでいる様子。早めに仕上げてきた印象だが、これについては「調子がいいと落ちるのが早いので調子がいい証拠」と話し、世界王座を奪取した試合(4月8日、ガマリエル・ディアス戦)前も同じであったことから、本人はいい感触を掴んでいるようだ。
「厳しい練習をいっぱい積んで、バランスをしっかり保てるようやってきて、それができるようになってきたので試合でも出ると思う」と話す三浦は、初防衛(8月17日、セルヒオ・トンプソン戦)を敵地メキシコで成し遂げており、それが「経験にも自信にもなったので、自信を持って試合ができると思う」と一回り大きくなった自身の精神面を語った。
トレーナーも「決まれば相手は立てない」
葛西トレーナー(左)のミットに必殺の“ボンバーレフト”を打ち込む三浦 【スポーツナビ】
三浦のこの進化については葛西裕一トレーナーが「左ストレートを打った後何度でも攻撃できるし、攻撃した後のディフェンスを重視してやってきた」とコメント。三浦自慢のボンバーレフトについても「(減量で)ウェイトを落としているのにパンチ力、精度、打った後の対処がいずれも上がっている。肩を持って行かれる感じで押し込まれる。決まれば相手は立てないと思う」とKO防衛に自信を見せた。
KOダイナマイトとのKO共演なるか!?
この日は軽めの調整だった三浦だが、仕上がりは順調そうだった 【スポーツナビ】
「身体も軽いし、強いパンチも打てていて絶好調。挑戦者の気持ち、タイトルを獲った時や海外でやった時のような気持ちで戦って、必ずKOで勝ちます」
果たして同じ興行で防衛戦を行う同級のWBA世界王者“KOダイナマイト”内山高志との、ボンバーレフトでのKO共演は見られるか。
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