“邪道”大仁田が元貴闘力の焼肉屋襲撃=4万5千円を踏み倒して出頭命令
12.12後楽園の対戦を強硬アピール
元関脇・貴闘力の鎌苅忠茂氏が経営する焼肉屋「焼肉ドラゴ」を襲撃。鎌苅氏不在をいいことに最高級の肉を食べて、4万5千円を踏み倒した 【小野仁】
大仁田はリアルジャパン9月大会に乱入し、リングサイドで観戦していた鎌苅氏を邪道軍の矢口壹琅らとともに集団で暴行。同団体の総帥・初代タイガーマスク(佐山聡)と親交を持つ鎌苅氏が「オレがシバいたる」と邪道退治を志願したのが事の発端だが、大仁田邪道軍の無法襲撃に重傷を負わされた同氏は怒りに燃えてプロレスデビューを決意、今月14日の記者会見では「大仁田をぶっ潰す」と報復を宣言した。
アポなし訪問も不在…「最高級の肉を持ってこい」
口々に「うまい!」「柔らかい!」を連発し、「貴闘力は嫌いだけど肉は好き」(大仁田)「肉に罪はない」(矢口)と、大満足の味に舌鼓を打ちつつ“口撃”も絶好調。挙げ句に「今日はマスコミ集めて半分宣伝みたいなもんだから、タイアップということで、お金を払うつもりはまったくない」と無銭飲食の“正当性”を堂々と説く大仁田は、力士時代の鎌苅氏の写真の横に“代金はこの男につけておく”と書かれた紙を取り出し、「親方(鎌苅氏)に伝えといてくれ、『後楽園で待ってるぞ』って」と、従業員づてに通告。矢口も「ウルティモ・ドラゴン&“焼肉ドラゴ”でいいじゃん!」と悪乗りする。
栄光の優勝写真と有刺鉄線バットを勝手に交換
店外に出た大仁田は悪びれもせず、「肉はうまかった。“ごっちゃん”になりました。オマエ(鎌苅氏)だって、現役の時(力士時代)にたいがい“ごっちゃん”になっただろうよ。オレたちから『ごっちゃん』と言われて、男・貴闘力が引いちゃいかんだろ。これは力道山から流れてる相撲とプロレスの関係上、“ごっちゃん”っていうのは筋が通ってるんだよ」と、日本プロレスの始祖・力道山まで引き合いに出して邪道節全開で力説。この暴挙に対して鎌苅氏はどのようなリアクションを示すのか――。いよいよ“待ったなし”となった。
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