長南、引退試合でDEEP王座奪取
ホーンバックルを判定で下し有終の美
引退試合でベルトを奪取し有終の美を飾った長南
引退試合でベルトを奪取し有終の美を飾った長南【t.SAKUMA】

「TRIBE TOKYO FIGHT〜長南亮引退興行〜」が20日、東京・後楽園ホールで行われた。


 メーンではDEEP、PRIDE、UFCと12年に及ぶキャリアを走り抜け、“殺戮ピラニア”長南亮が引退試合。弟分の白井祐矢を下し、4月にDEEPウェルター級王者となったダン・ホーンバックルから逆指名を受け、引退試合にしてタイトルマッチという前代未聞の一戦となった。

伝説のアンデウソン・シウバ戦のヒールホールドも

現役最後となるラウンドも最後まで攻め続けた
現役最後となるラウンドも最後まで攻め続けた【t.SAKUMA】

 長身サウスポーのホーンバックルに対し長南は右ミドルを中心に応戦し、十分なサウスポー対策を感じさせ攻め込ませない。そして1・2Rともタックルで前に出てどちらもテークダウンを奪い、優勢のまま最終第3Rを迎える。


 現役最後のラウンドとなるここで、長南は今も語り継がれるアンデウソン・シウバ戦を彷彿させるカニバサミからのヒールホールド。これは極められなかったもののさらに攻勢を印象づけ、最後の逆襲に来たホーンバックルのスリーパーをしのぎ切って試合終了。 5ジャッジ制で行われた試合でジャッジ5人はいずれも支持を同じに、判定は5−0で長南。引退試合で日本にDEEPのベルトを獲り戻し有終の美を飾ると、大会出場者やジムメンバーから胴上げを受け、最後のリングを後にした。


 その他、フライ級転向第1戦となった前田吉朗と“修斗のカンムリワシ”マモルの1戦は最終3Rにマモルが猛追してドロー、国内ウェルター級実力者同士の顔合わせとなった元DEEP王者・白井祐矢と修斗環太平洋王者・村山暁洋の一戦も同じくドローに終わった。

長谷川亮

1977年、東京都出身。「ゴング格闘技」編集部を経て2005年よりフリーのライターに。格闘技を中心に取材を行い、同年よりスポーツナビにも執筆を開始。そのほか映画関連やコラムの執筆、ドキュメンタリー映画『琉球シネマパラダイス』(2017)『沖縄工芸パラダイス』(2019)の監督も。

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