大仁田、「越後大花火」に高山を指名=青森ロックでは坂口ジュニアと初対戦
高山に「エベレストのような電流爆破を用意する」
10月の「越後大花火」の対戦相手として高山を指名した大仁田。エベレスト級の電流爆破を用意すると宣言した 【小野仁】
まず、新潟初の電流爆破デスマッチが開催される「越後大花火」の対戦相手として、“帝王”高山善廣を指名。「U系と言われるところからプロレス界に入ってきて、(高山が)最後にやってないジャンルだと思う。エベレストのような電流爆破を用意しますので、ぜひ新潟に参戦してください」と、いつになく丁重な口調でラブコールを送り、近く正式に文書で対戦を申し入れるとした。
大仁田と高山は昨年12月の初遭遇以来、いずれも6人タッグマッチで3度対戦。今年4月には大仁田興行のリングにも参戦するなど、高山が“邪道ワールド”に抵抗感を示していないことから、両雄の電流爆破対決が実現する可能性は高いと見てよさそうだ。
青森ロックではDDT軍との6人タッグ
9月14日の青森ロックで邪道軍団とDDTによる6人タッグが決定した 【小野仁】
「ロックやアイドル、いろんなジャンルが参加する中で、プロレスが一番すごくて、一番面白くて、一番熱いというのをお見せできれば」という高木のコメントを受け、大仁田は「昔こういうことをやって1億6000万損したことがあるけどな」と、FMW時代の91年8月に佐賀県鳥栖市でロックイベントとタイアップして手がけた「炎のバトル」を引き合いに出して笑いを誘う。
赤字続きながら今年で8回目となる青森ロックフェスを継続開催してきた成田氏らの情熱にほだされて参戦に踏み切った大仁田は、「ミュージシャンに負けないパワーでDDTにぶつかりたい」と邪道魂をみなぎらせ、脚立、有刺鉄線バット、チェーンなどの公認凶器を詰め込んだボックスをリング中央に設置することを提案し、これを高木も承諾したため、“何が飛び出すかわからないデスマッチ”が挙行される運びとなった。
なお、9月23日の千葉・木更津大会を皮切りに「越後大花火」をはさみ、10月末までに下記の通り大仁田興行6大会の開催が決定。各地で邪道劇場が繰り広げられる。
9月23日(月) 千葉・木更津市民体育館 試合開始14:00
10月4日(金) アクロス福岡 試合開始19:00
10月6日(日) 大阪・東成区民センター 試合開始17:00
10月18日(金) 東京・新宿FACE 試合開始19:00
10月25日(金) 熊本・御船町スポーツセンター 試合開始18:30
10月26日(土) 大分・中津体育センター 試合開始18:00
■越後大花火
10月14日(月) 新潟・朱鷺メッセ 試合開始14:00
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