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ブライアン、念願のWWE王座獲得するも…
夏最大の祭典「サマースラム」結果リポート

オートン乱入! そのときレフェリー・トリプルHは…

まさかの展開でベルトを失うブライアン
まさかの展開でベルトを失うブライアン【(C)2013 World Wrestling Entertainment,Inc. All Rights Reserved】

 2013年8月のWWE PPV大会「サマースラム」は現地時間8月18日、カリフォルニア州ロサンゼルスで開催された。今年で26回目を迎えた大会は、今年もステープルズ・センターで開催され、主要王座戦の他に熱い遺恨戦が繰り広げられた。


 メーンを飾ったジョン・シナとダニエル・ブライアンの試合は、両者の力が拮抗する中、シナが主導権を奪った。しかしブライアンは、自分への応援一色に染まる会場の雰囲気に後押しされて応戦。得意の攻撃パターンを仕掛けるシナを上回る動きで流れを変えた。


 シナは筋力でブライアンを圧倒しながらA.A.、STFを仕掛けるが、ブライアンは降参するどころかイエス・ロックで切り返して対抗。両者はダブル・ノックダウンから立ち上がると、激しい打撃の応酬を展開。ブライアンがカウンター攻撃で競り勝って王手をかけた。


 シナは空中攻撃を仕掛けたブライアンを受け止め反撃。しかしブライアンは、素早くかわし、カバーを返したシナに回し蹴りを炸裂。渾身のランニング・ニーで仕留めてピンフォール勝ちを収め、悲願のWWE王座獲得を果たした。


 試合後、ブライアンはシナそしてレフェリーを務めたトリプルHと握手を交わし、ファンと一緒に頂点君臨の喜びを噛み締めようとしたが、そこへWWE王座挑戦権を持つミスター・マネー・イン・ザ・バンク(MITB)のランディ・オートンが現れた。オートンの挑発に乗らず、ステージへ向き直って退場しようとしたが、その時、トリプルHがいきなりペディグリーでブライアンを沈めてしまった。


 場内が騒然とする中、オートンは悠然とリングに入り込み、レフェリーのトリプルHにMITB権が入ったカバンを差し出して挑戦を表明。トリプルHは権利行使を認めて試合開始のゴングを鳴らさせた。オートンは、立ち上がれないブライアンを労せず押さえ、3カウントを奪ってWWE王座を奪い取り、トリプルHと勝ち誇ったのだった。

“ベスト対ビースト”新旧ヘイマン派をめぐる代理戦争

ヘイマン(右)のネクタイを掴み、レスナー(左)の攻撃を避けるパンク
ヘイマン(右)のネクタイを掴み、レスナー(左)の攻撃を避けるパンク【(C)2013 World Wrestling Entertainment,Inc. All Rights Reserved】

 試合が始まると、両者は一切ためらうことなくリング中央で激突。CMパンクがブロック・レスナーに攻め込む様は、“最高の闘士が猛獣に立ち向かう”かのようだ。レスナーは、ポール・ヘイマンへ意識が散るパンクに猛攻勢を仕掛けるが、パンクは打撃主体の動きで反撃し、早々からGTSを狙った。


 中盤ではサブミッション技の応酬となった。レスナーは、勝負をあきらめないパンクに対し、ついにイスを投入。パンクはイスを奪って急所攻撃を仕掛けるものの、レスナーを沈められない。レスナーにF5の体勢に持ち込まれるが、エプロンに上がっていたヘイマンのネクタイをつかんで阻止。ついにGTSを炸裂させた。


 ところが、今度はヘイマンがカウントをカットしてパンクに弱々しいパンチを浴びせてきた。パンクは、逃げ出すヘイマンを追ったのが裏目に出てレスナーに捕まったものの、カウンターDDT、さらにアナコンダヴァイスを仕掛けた。


 再度ヘイマンがイスを持ち込んで乱入したが、パンクはイスを踏みつけてヘイマンを殴り、アナコンダヴァイスで仕留めた。しかし、直後にレスナーの激烈なイス攻撃を浴び、さらにF5で沈められて敗れてしまった。

ベテランが史上初メキシコ人王者に挑んだ白熱の一戦

クリスチャン(右)に卑劣な攻撃を仕掛けるデル・リオ(左)
クリスチャン(右)に卑劣な攻撃を仕掛けるデル・リオ(左)【(C)2013 World Wrestling Entertainment,Inc. All Rights Reserved】

 アルベルト・デル・リオは、6月のPPV大会ペイバックで前王者ドルフ・ジグラーに対して非情なまでの攻勢で王座をもぎ取ると、ラテン系ファンの手本だと悪びれもせずに王者ぶりをアピールしてきた。その彼に挑む権利を得たのは大ベテランのクリスチャンだった。


 3試合目に組まれた世界ヘビー級王座戦は、互角の戦いの中、デル・リオがクリスチャンの肩に狙いを絞った攻勢に出た。クリスチャンはベテランならではの粘りを見せながら、渾身のスピアーを叩き込んだが、痛めた左肩で叩き込んだことが裏目に出た。クロス・アームブリーカーに仕留められながら約30秒近く耐え続けたが、タップするしかなかった。試合後、デル・リオはラテン系ファンの代表だと言わんばかりに勝ち誇ってみせた。


 上記3戦を含む全試合結果は以下のとおり。


■WWE PPV大会「マネー・イン・ザ・バンク」試合結果


<8試合目 WWE王座選手権>

◯ランディ・オートン

●ダニエル・ブライアン

※オートンがMITB権利を行使、新WWE王者に


<7試合目 WWE王座選手権>

◯ダニエル・ブライアン

●ジョン・シナ

※ブライアンが新WWE王者に


<6試合目>

◯ドルフ・ジグラー&ケイトリン

●ビッグ・E・ラングストン&AJ・リー


<5試合目 ノーDQマッチ>

○ブロック・レスナー

●CMパンク


<4試合目>

○ナタリヤ

●ブリー・ベラ


<3試合目 世界ヘビー級王座選手権>

○アルベルト・デル・リオ

●クリスチャン

※デル・リオが王座防衛に成功


<2試合目>

○コーディ・ローデス

●ダミアン・サンドウ


<1試合目 リング・オブ・ファイアー・マッチ>

○ブレイ・ワイアット

●ケイン


<サマースラム・キックオフ U.S.王座選手権>

◯ロブ・ヴァン・ダム

●ディーン・アンブローズ

※公式戦規定により失格判定では王座が移動しないため、アンブローズが王座防衛に成功


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