激戦再び!シナvs.ライバックの行方は!?=WWE『ペイバック』プレビュー
かつてないほどハングリーな挑戦者を迎える王者シナ
ライバック(右)はシナ(左)を倒し、念願のWWE王座を手にすることが出来るのか!? 【(C)2013 World Wrestling Entertainment,Inc. All Rights Reserved】
エクストリーム・ルールズで行われた壮絶なラストマン・スタンディング・マッチがノーコンテストに終わった翌日、WWE王者ジョン・シナとライバックの抗争は、衝撃の展開を迎えた。
5月20日に開催されたRAWに救急車に乗って登場したライバックは、語るべきことが山積みだった。だが、その口を開く前に、この怪物のようなスーパースターは救急車の屋根に上り、圧倒的な支配力を示すかのようなジェスチャーを披露した。
その後、シナとファンに向けて、前日に戦ったWWE王者との激戦について大演説をぶち始めた。 さらにシナに向かって、6月16日に開催される『ペイバック』で、アンビュランス・マッチ(救急車マッチ)で戦おうと挑戦し、WWEファンを熱狂させたのである。
これに対し アンビュランス・マッチだけでは物足りないとするシナは、『ペイバック』の対戦はさらに地獄のようであるべきだ」と言い放ち、5月27日放送のRAWで、対戦形式を3ステージ・オブ・ヘルマッチにアップグレードさせることを提案した。
3戦2勝方式の試合は、次の3ステージで行われる。
ステージ1:ランバージャック・マッチ
ステージ2:テーブルズ・マッチ
ステージ3:(1勝1敗の場合)アンビュランス・マッチ
シナは王座を失わずにエクストリーム・ルールズを終えた。だが、自らの足で会場を去ったわけではなく、担架に乗せられて、会場から運び出された。だが、シナはこれまでも立てないほどに、痛めつけられたことはある。
WWEファンが知る通り、シナはどんな時も全力を捧げる男だ。『ペイバック』の舞台で、かつてないほどハングリーな挑戦者を、王者は倒すことができるだろうか? あるいは、ライバックはついに新WWE王者として君臨するのだろうか? 答えは6月16日に明らかになる。
危険度を増しているザ・シールドに挑むチーム・ヘルノー
激闘が予想されるシールド(左)とオートン&ブライアン(右)のWWEタッグ王座戦 【(C)2013 World Wrestling Entertainment,Inc. All Rights Reserved】
6月7日のスマックダウンでは、確かにブライアンとオートンが組んで出場したが、うまくは行かなかった。ブライアンは、コーナーでオートンにドロップキックを誤爆し、試合後には怒りが収まらないオートンがブライアンをRKOで沈めてしまった。
ブライアンとオートンに必要なのは、まず何よりもPPV大会でWWE王座を勝ち取るために共闘する方法を考えることだろう。特に、ブライアンはエクストリーム・ルールズでタッグ王座を失って以降、感情の抑制が効かなくなってしまっている。
ブライアンは王座から転落して以降、彼自身が“チームの弱点”ではないかという妄想にとりつかれてしまい、彼をかばおうとするケインの言葉にも耳を貸さず、チーム・ヘルノーは事実上の空中分解状態となっている。しかし、ブライアンは苛立ちをリングで爆発させることで、RAWとスマックダウンでは大活躍を果たした。その勢いを駆って、『ペイバック』で王座を取り戻すことができれば、彼の感情も安定するはずだが……。
現タッグ王者組のザ・シールドは、その危険度を増している。今のロリンズとレインズほど密に連係しているチームは他に見当たらないだろう。彼らはレッスルマニアという大舞台でも見事に勝利を収め、エクストリーム・ルールズではタッグ部門の最高峰を勝ち取った。US王座を勝ち取ったディーン・アンブローズという頼もしい仲間もいるだけに、まさに怖いものなしのグループだと言えるだろう。
オートンとブライアンはザ・シールドから王座を奪えるだろうか?それとも、WWEファンはシールドを信じるしかなくなるのだろうか? 『ペイバック]で見届けるしかない!
この他にもザ・ミズ、ウェイド・バレット、カーティス・アクセルによるトリプルスレット形式IC王座戦、クリス・ジェリコ対CMパンクのシングル戦など、見どころ満載となっている。どうぞ、お見逃しなく!
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