コンフェデ杯の対戦国記者が語る日本代表=ベストプレーヤーは香川真司
求められるのはゴールを奪うこと
大会初戦で開催国の前に散った姿を見たシナト氏は、「大きな大会ではさらなる経験が必要とされる」と積み重ねの重要性を強調した。だが、まだ発展途上のチームに可能性を感じるからこそ、「日本代表がもう少し忍耐強く、もう少しだけ長くボールをキープすることができたなら、来年のW杯ではもっと危険なチームになれる」とエールを送る。
1年後、同じブラジルの舞台で、日本代表はどのような印象を世界に残すのだろうか。今回対戦した3カ国とは、ピッチ上で「再会」する可能性もある。もしもその時、お世辞を言われるような事態になったなら、それは日本代表の足踏みと、再びの落胆を意味することになる。
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