内田篤人「監督がバックパスに怒っていた」=国際親善試合 ブルガリア戦後コメント

スポーツナビ

ハーフナー・マイク(フィテッセ/オランダ)

「可能性を秘めたチームだと思う」

 自分が点を取れればもっと良い流れになっていたと思います。前半も結構攻撃の形はできていたし、後半も良い形もあったとは思います。
 
(そこで決めきれなくて負けたと香川(真司)も言っていたが)決めるしかないと思うんで、そこはゴール前でボールをもらう人の精度だと思います。自分も2点外しているし。

(積み重ねてきたことが崩れるわけではない?)そうですね。今日もそこまで悪い試合じゃなかったし、ただ点が入らなかっただけ。こっちが点を取ってれば全然違う試合だったと思います。

(チームの成長は?)グループとしての力だったりメンタルの力だったり、そういう部分で強くなってると思います。あと一人一人が自分たちのチームでしっかり結果を残している選手が多いので、そういう部分でも成長してる。

(次の壁は破れるという自信はあるか?)可能性を秘めたチームだと思いますし、みんなで成長し続けて、これからも一丸となって戦っていきたいと思ってます。

中村憲剛(川崎フロンターレ)

「3−4−3は継続的にやっていく」

 負けている状態で入ったので、得点に関連するプレーを期待されていたと思う。

(中村選手が入る前も後も、ちょっと合わないというのは?)お互いの意識のズレと言うか、出したいところともらいたいところがちょっとズレて。お互いトップスピードでやっているので、ズレるとはまらない。

(前半の出来は?)早々に失点して、ブルガリアも無理しないで良くなりました。それでも自分たちがサイドハーフを使いながらウイングと絡めるときはチャンスを作れてましたけど、もうちょっとスムーズに攻めを作れればもっと面白いなと思いましたね。

(今後のオプションになる?)継続的にやっていくとは思いますし、ザックさんがやるって言うときにはしっかりやらないと。

(内容的は?)日本にチャンスもありましたし、前半の失点以外はそこまで押されていた感じでもない。うまく膠着(こうちゃく)状態に持っていかれた印象です。(W杯欧州)予選もイタリアのグループで2位にいるだけはあるなと。

栗原勇蔵(横浜F・マリノス)

「センターバック1人みたいな感覚」

 3−4−3で慣れてない分、横ずれもあったし、体力使って後半少しバテていました。ブルガリアも強かったが、こういう相手に結果を出さないとダメだと思う。

(次への修正点は?)日にちもないし、あとはメンタルというか、強い気持ち。今やれるところはそこだと思うんで、徐々に上げて行ければいいかなって思ってます。
 
(後ろが余り気味で前の人数が足りない時間が長かったが?)それじゃ意味がない。自分が入ってたポジションだけがセンターバック(CB)で、今ちゃん(今野泰幸)と(吉田)麻也のところはサイドバック(SB)と考えると監督も言ってたから、実質CB1人みたいな感覚でやらないといけない。SBと言われてるところがもっと前に絡んでいかないと攻撃的な3バックは機能しない。

(オーストラリア戦を前に2つのシステムをやったことが混乱にならないか?)自分たちがうまくいかなかったとかじゃなくて、オーストラリアも絶対に日本のことはスカウティングしてると思う。なので、ここで試すことで多少はまぎらわすというか、監督は一言も言ってないけど、そういうのもあると思う。引き分け以上でワールドカップが決まるから、何としてもホームで決めて、それでイラク戦でまたチャレンジできればレベルも上がっていくと思う。

<了>

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