トリプルHvs.レスナー、因縁対決の行方は!?=WWE『エクストリーム・ルールズ』プレビュー

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トリプルHとレスナーがスティール・ケージ・マッチで激突

3度目の決戦を迎えるトリプルH(左)とレスナー(右) 【(C)2013 World Wrestling Entertainment,Inc. All Rights Reserved】

 さまざまなルールでスーパースター達が激闘する「エクストリーム・ルールズ」が日本で放送。注目の試合を紹介したい。

 レッスルマニアのブロック・レスナーとの対戦では、辛うじて引退を回避したトリプルHだが、祭典を終えてもレスナーとの抗争は依然継続している。サマースラムとレッスルマニアという2度の対戦で1勝1敗となったトリプルHと”猛獣”は、エクストリーム・ルールズで完全決着をつけようとしている。

 その最終決戦は、最も過酷な環境ともいえるスティール・ケージの中で行われることになった。この試合形式に決まったのは、4月15日にレスナーからトリプルHに突きつけられた挑戦からだった。

 トリプルHが、レスナーが突きつけた3度目の対戦を受け入れた背景には、レスナーサイドのポール・ヘイマンが、「お前はレッスルマニアの勝利でようやくレスナーと引き分けただけだ」と発言し、トリプルHのプライドを刺激したからだ。さらに、スティール・ケージ・マッチでは、たとえスーパースターらが身動きが取れなくなっても、誰も助けに来ることもなければ、慈悲をかけられることがないことを知った上で、WWEのCOOにその度胸があるか挑発したのだ。

 そして4月22日のRAWで、トリプルHはヘイマンと対峙してこの対戦を受諾。さらに、挑戦を受けた直後に、ヘイマンにペディグリーを喰らわせて先制攻撃を見舞った。
 WWEに存在するもっとも原始的で危険な試合形式であるスティール・ケージ・マッチは、ここまで深まった遺恨に決着をつけるために、最もふさわしい。近年登場した他の試合形式のような華々しさはないかもしれないが、長年スポーツ・エンターテインメントを見ている人々は、この危険なスティール・ケージ・マッチという試合形式は対戦相手を徹底的に痛めつけることを知っている。

 レッスルマニアでのトリプルHの勝利は、心理的に有利に働くのだろうか? そして長年スティール・ケージ・マッチで戦っていないレスナーだが、WWEから長く遠ざかっていた期間に身につけたMMA流の戦い方は、WWEの世界では強みになるのか、弱みになるのか?
 過去の2試合から何か予測できるとしたら、トリプルHとレスナーの第3戦は、戦う2人にとっては地獄のような激戦が、そしてWWEファンにとっては凄まじいスペクタクルが展開されることになるだろう。スティール・ケージ・マッチという要素が加わった今、2人の抗争がどこまで過激になるのか、それは時のみぞ知ることだ。

WWE王者シナがライバックという脅威を食い止めるか!?

シナ(左)はライバック(右)の勢いを止め、WWE王座を防衛できるのか? 【(C)2013 World Wrestling Entertainment,Inc. All Rights Reserved】

 ジョン・シナは、レッスルマニアでWWE王座を奪還するまで、約18カ月も雌伏の時を過ごした。
 だが、もし本調子のライバックがやってきたら、シナの11度目のWWE王座は、エクストリーム・ルールズで呆気なく終焉を迎えるかもしれない。

 エクストリーム・ルールズで対戦するライバックを、WWEファンが渇望していた「変化」だ、とシナが評したのは、昨年10月のことだった。
 この荒々しいスーパースターは、当時WWE王者だったCMパンクを倒そうとしていた。だが、レフェリーの乱心やザ・シールドらの妨害など、不運な出来事が重なり、CMパンクを王座から引きずり下ろすことはできなかった。
 そして、1月に最後の王座戦を戦って以来、ライバックは少しずつWWE王座戦線からフェイドアウトしていったが、その一方で、シナのキャリアには追い風が吹き始めていた。

 4月8日放送のRAWでシナに衝撃の奇襲を仕掛けた時、ライバックは自分が掴みかけていた勢いとチャンスに水をさして奪い去ったのはシナであると罵らんばかりだったのだ。
 ライバックは、自分がザ・シールドの奇襲攻撃から何度もシナを救っていたこと、それに対してパンクとの王座戦や、エリミネーション・チェンバーで行われたシールドとの敗戦の際に、シナは自分に助力をしなかったと指摘した。
 以来、ライバックはシナのことを周りに感謝をしない利己主義な男だと言い続けている。

 いまや彼らの友情は修復不可能な状態になってしまった。その結果、エクストリーム・ルールズで対決することとなったシナとライバックのビッグマッチを前にして、いくつかの疑問が禁じ得ない。
 神出鬼没のシールドはこの王座戦に姿を現すのか?そもそも、4月15日にシールドから加えられたシナへの襲撃は、王座戦とは全然無関係なのだろうか?
 ライバックは王座ベルト獲得に集中しているのだろうか?それとも、シナを痛めつけることだけを目的に会場に姿を現すのだろうか?
 そしてもっとも重要なこととして、シナの11度目のWWE王座は早々に終焉する運命にあるのだろうか? それとも、シナはライバックという脅威を食い止めるのだろうか?

 このほかにも、ザ・シールドのセス・ロリンズ&ローマン・レインズ対チーム・ヘル・ノーのWWEタッグ王座戦、シェイマス対マーク・ヘンリーのストラップ・マッチなど、見どころ満載となっている。どうぞ、お見逃しなく!

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