“スポーツを愛する全ての人を応援する！”をコンセプトに、アイドル業界初となるスポーツ応援アイドルユニット『ｍｏｂｃａｓｔガール』が誕生。４日、東京都内でデビューお披露目会見が開かれた。

『ｍｏｂｃａｓｔガール』は５人組のアイドルユニットで、プロ野球・国際サッカー大会の実況中継、動画、ニュース、各種コミュニティ機能などを持つ『ｍｏｂｃａｓｔスポーツ』を通して、スポーツを愛する人たちを応援。活動の場はプロ野球始球式への参加、Ｊリーグ試合会場への訪問など、さまざまなスポーツの試合・イベントに登場し、あらゆるジャンルのファンやサポーターを盛り上げていくという。そのほかにも、スポーツ選手や試合の取材をはじめとして、プロ・アマ・ジャンルを問わずスポーツ全般について情報発信を展開していくとのことだ。メンバーは足立梨花、入来茉里、山根千佳、真凛、折原あやの。

　この日のお披露目会見では、それぞれ形が違うチアガール風衣装に身を包んだ５人が、徹夜で練習したというポップな応援ダンスを披露。“センターポジション”の足立は、ＪリーグのＰＲ活動を３年間務め、Ｊリーグ名誉女子マネージャーの肩書も持つだけあって「３年間ほぼ毎週末は試合会場に行っていたので、Ｊリーグには詳しいと思います」と自信の表情。ただ、マネージャーという立場上どのチーム・選手も公平に応援してきたというが、「でも、三浦カズ選手だけは違いました。本当に紳士でしたし、ひと目ぼれしちゃいました」と、キングカズの魅力にメロメロになってしまったようだ。

　また、入来は小学１年から高校３年までの１２年間、新体操に打ち込んできたという。インターハイにも出場した実力者で、会見場でもリボンの演技でマスコミ陣を魅了。そんな正統派な入来とは正反対の魅力を見せたのは、京都は嵐山出身で“ミス納豆”でもある真凛だ。得意なスポーツはなんと木登りだそうで、「嵐山は木が多いのでよく登ってました。男の子の目が気になりだした思春期から木に登ってはいませんが、幹が太くて根がしっかり張った木が登りやすいです！」と、はんなり京都弁で木登りを熱く語ったのだった。なお、フィギュアスケートの浅田真央に顔が似ているとよく言われるそうだ。

　一方、最年長の折原と、最年少の山根も負けず劣らずの個性派。おっとりマイペースな折原は、得意なスポーツが剣道とのことだが、実際に竹刀を握っていたのは小学３年から５年生までのわずか２年間。素振りの仕草もたどたどしく、観戦するのが大好きというフィギュアスケートに関してもフィギュア用語が何となくあいまいと、最年長なのにどこか頼りなさそうな不思議系オーラを醸し出していた。
　片やハキハキとしゃべる１７歳の山根だが、この年齢にして大相撲が大好き！という渋い趣味。力士名鑑を常に持ち歩いているほどの本格派で、前回の大阪場所にも実家の鳥取県から父親といっしょに観戦に行ったという筋金入りだ。好きな力士は把瑠都、好きな決まり手は「やっぱり上手投げ！　あ、でも上手出し投げも捨てがたいです」と、相撲のことをしゃべり出したらもう止まらない様子だった。

　そんな個性派ぞろいのスポーツ大好きアイドル５人組は、さっそく今月６日から放映される『ｍｏｂｃａｓｔ』のＣＭに出演。足立は「本当にスポーツが大好きな５人が集まりました。みんなスポーツをするのも観戦するのも大好き。色んなスポーツのことを話せるのがすごく楽しいですし、この５人でもっともっとスポーツを応援して、ファンのみなさまと一緒にスポーツを盛り上げていきたいなと思います」と、元気と笑顔いっぱいにアピールした。