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“黒いカリスマ”蝶野が占うチャンピオン・カーニバル
「諏訪魔の全勝優勝が最高の形」

優勝候補の本命は三冠ヘビー級王者・諏訪魔

全日本プロレスのアドバイザーを務める“黒いカリスマ”蝶野が春の祭典「チャンピオン・カーニバル」を占った
全日本プロレスのアドバイザーを務める“黒いカリスマ”蝶野が春の祭典「チャンピオン・カーニバル」を占った【写真提供:アリストトリスト】

 全日本プロレスのアドバイザーを務める“黒いカリスマ”蝶野正洋が、4月18日に東京・後楽園ホールで開幕する、春の祭典『GAORA SPECIAL 2013 チャンピオン・カーニバル』を独自の視点で占ってみた。


 蝶野は優勝候補の本命に、現三冠ヘビー級王者の諏訪魔の名前を挙げた。

「諏訪魔選手は絶対に決勝まで残らないといけない。普通に考えると、現王者の諏訪魔選手、前王者の船木(誠勝)選手の2トップは、最低限決勝戦に残らないといけない」


 ダークホースについては、「今回初めてチャンピオン・カーニバルにアドバイザーとして関わるけど、俺なんかは出場メンバーをパッと見て、ジョー・ドーリング選手がダークホースかなと思う」とコメント。その理由については、「ジョーと話をしたら両親がドイツ系のアメリカ人だったので、ドイツ系の選手は応援したい」という個人的な思いもあれば、全日本の未来を考えた場合、「もうひと皮、ふた皮剥けないといけない選手。ポイントは多分、曙選手かな。曙選手は外国人選手の中でボス格になっているので、もしリーグ戦で当たったときに突破すれば優勝戦線に絡んでくるかもしれない」とポテンシャルの高さを評価しているからこその期待感を口にした。


 さらに蝶野は、「ダークホースはあともう一人いる」という。3.17両国国技館大会で7カ月ぶりに復帰したKAIである。ヘビー級転向への肉体改造のために長期欠場していたKAIは、両国大会でライバルの真田聖也を下し、ヘビー級戦士としての初陣を飾ったが、必ずしも内容が良かったわけではない。では、蝶野の目には、KAIはどう映ったのだろうか?

「肉体改造のために試合から遠ざかっていて、この若い時期に7カ月も欠場するというのは、本人はすごく不安だったと思う。俺なんかもそうだったけど、どこかで自分を変革してステップを目指すのは、レスラーみんなが通る道。多分、彼は両国の試合の中で、半分の力も出していない。ただ、俺の経験からして、KAI選手はチャンピオン・カーニバルを通して成長が一番加速するんじゃないかな。復帰してからのシングル戦は、自分を磨いたり、試したりできるので、タイミング的に飛躍するチャンス」

秋山、潮崎のバーニング勢の優勝はない!?

「全日本プロレスとしては絶対王者が必要。三冠ヘビー級王者の諏訪魔ならプレッシャーを跳ねのけて優勝を勝ち取る」と予想する蝶野
「全日本プロレスとしては絶対王者が必要。三冠ヘビー級王者の諏訪魔ならプレッシャーを跳ねのけて優勝を勝ち取る」と予想する蝶野【t.SAKUMA】

 いまや全日本マットで台風の目となっているバーニングの秋山準、潮崎豪の2人については、蝶野は敢えて優勝候補から外した。

「俺もまだ全日本に3カ月しか携わっていないので、いまのところは全日本びいき。会社的な立場から見るのであれば、部外者にベルトやチャンピオン・カーニバルの冠を持っていかれるのは不名誉なこと。全日本所属でやっている選手に勝ってもらいたい。バーニングが負け越すくらい追い込まないと。会社としては部外者を潰して、行き場をなくして契約するほうが有利。でも彼らはレベルの高い選手。優勝されて他団体に上がられるのは、いま全日本にはあってはならない。そうでなくもてオーナーに関するお家騒動があるからね。リング上の戦いは全日本勢が死守してほしいね。諏訪魔が王者として全勝優勝してもらうのが全日本にとって最高の形」


 オーナーと衝突をするKENSOについては、「いい意味で脚光浴びている。彼のいまのスタイルと、オーナーの意向は反しているけど、チャンピオン・カーニバルでは彼が持っているラガーマンの闘志を出さざるを得ない。多分、出してくるだろうし、アイツは持っているものは持っている。あとは本人がやるかやらないか」と語った。


 チャンピオン・カーニバルは短期シリーズゆえ先が読めない部分もある。蝶野は「会社としては絶対王者を作らないといけないとき。誰がトップなのかと。諏訪魔選手が負けてしまうと、リング上の体制が揃わなくなってしまう。その辺の混迷は避けてもらいたい」と、いまの諏訪魔であればさまざまプレッシャーを跳ねのけて優勝を勝ち取ると予測するが、「もし三冠王者以外が優勝した場合は、その優勝者がベルトに挑戦するなど、勝った奴は次の役割が出てくる。そこが一番大変なところ。このシリーズのシングル戦を勝ち抜くと、燃え尽きかねないが、次があるからね。勝ってからが本番。次に大きな役割がある」ともコメントした。

「全日本に軍団抗争の必要性はない」

蝶野は、3.17両国大会でタッグを組んだドーリングをダークホースに挙げた
蝶野は、3.17両国大会でタッグを組んだドーリングをダークホースに挙げた【t.SAKUMA】

 3月30日に富山・魚津ありそドームで幕開けする、次期シリーズ『2013 JUNIOR HYPER TAG LEAGUE』の各会場では、チャンピオン・カーニバル出場選手による前哨戦“Turn to チャンピオン・カーニバル(チャンピオン・カーニバルに向けて)”が開催される。“Turn to チャンピオン・カーニバル”では通常のシリーズでは実現しないユニットの枠を超えたタッグチームが実現する。


「俺はもともと全日本に関わるとき、いまの全日本に軍団抗争の必要性は感じないと言ってきた。1人1人の価値を上げていくときに軍団を組むのはあり。でも業界全体として、個人の上げ方が分からずに軍団を組んでいるケースが目につく。軍団はあくまでも利用するもの。プロレス本来の形のシングルプレーヤーに立ち返るべきだし、それは会社としてやらしていくべき。選手間のつながりは、そのうち自然発生的に出てくる。でも、諏訪魔選手、船木選手が組んだら本来なら最強なのに決してそうはならない。選手によっては息が合う合わないもある。軍団も一緒。トップを集めても、これが最強とはならない。俺はこの1年間の中で、対外的なことを考えて、全日本プロレスのTOPチーム作りが必要だと思う」


“Turn to チャンピオン・カーニバル”の趣旨に賛同する蝶野は、チャンピオン・カーニバルを基点としながら、ユニットのあり方を問い直すつもりである。

■チャンピオンカーニバル出場メンバー

諏訪魔(昨年度準優勝/08年優勝/9年連続9度目/LAST REVOLUTION)

船木誠勝(2年ぶり3度目/STACK OF ARMS)

大森隆男(3年連続10度目/GET WILD)

KENSO(3年連続3度目/TEAMビチッと!)

河野真幸(4年連続4度目/STACK OF ARMS)

真田聖也(5年連続5度目)

KAI(初出場)

浜亮太(5年連続5度目/SMOP)

曙(2年連続2度目/SMOP)

秋山準(2年ぶり10度目/バーニング)

潮崎豪(初出場/バーニング)

ジョー・ドーリング(2年ぶり4度目/LAST REVOLUTION)


■チャンピオンカーニバル日程

4月18日(木)東京・後楽園 試合開始19時 ※開幕戦

4月20日(土)群馬・館林市民体育館 試合開始17時

4月21日(日)新潟・三条市厚生福祉会館 試合開始18時

4月24日(水)長野・茅野市民館マルチホール 試合開始18時30分

4月25日(木)愛知・名古屋国際会議場 試合開始18時30分

4月26日(金)大阪・IMPホール 試合開始18時30分

4月27日(土)大阪・IMPホール 試合開始17時

4月29日(月)東京・後楽園 試合開始12時 ※優勝決定戦

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