蝶野が3.17両国大会に参戦=全日本プロレス
近藤がL/Rに正式加入!諏訪魔と蝶野も期待
全日本プロレスアドバイザーの蝶野(左)が3.17両国大会に出場することが決まった 【全日本プロレス】
まず、アドバイザー・蝶野から両国大会の追加対戦カードとして、6人タッグマッチの曙&浜亮太&中之上靖文vs.蝶野&ジョー・ドーリング&近藤、渕正信&西村修vs.KENSO&リード・フレアーのタッグマッチ、大和ヒロシ&佐藤光留vs.SUSHI&アンディ・ウーのタッグマッチを発表。これで両国大会は既に発表されている三冠戦などと合わせて、全9試合となった。
そして、諏訪魔からは近藤のL/R加入が発表された。元々、諏訪魔と近藤はチーム・ディストラクションを組んでいたが、昨年末より諏訪魔はジョーとのL/Rを発進。先シリーズより反体制宣言をしている諏訪魔は群雄割拠のユニット抗争に勝ち残るべく、自らディストラクションを解体し、近藤、そしてその近藤とチーム246を組んでいるカズ・ハヤシをL/Rに吸収するべく勧誘していた。当初はカズとともに諏訪魔の勧誘を拒絶していた近藤だったが、2.23後楽園大会でバーニングの金丸義信に敗れて、世界ジュニア王座を失ったことにより、今回L/R入りを決断した。
勢力を拡大させた諏訪魔は、「近藤が正式に加入したので、これからは自分が強さの象徴としてやってきたけど、今度は強さの象徴となるユニットを作ります。全日本だけではなく、業界に響き渡るユニットにします」と宣言。先シリーズより参入してきた秋山準率いるバーニングに対しても、「集団としては実力があると耳にするけど、俺の手にかかったら屁じゃない。よそから来て、でけえ面すんな!」と早速宣戦布告した。
一方の近藤は「バーニングに対抗するためには一枚岩になる必要がある。覇権争いに勝つには個人では厳しいし、諏訪魔の力を借りてL/Rとして戦争に勝つ!」と加入した理由をコメント。「人数を増やすのも手だし、頭を使うのは任せてほしい」とさらなる拡大を狙っているようだ。
候補に上がっているのは一度は袖にされたカズ。「おいおい時間をかけて理解させてやる」と諏訪魔が語れば、近藤にいたっては「多分、そのうちわかるでしょう、生き残っていくためにどうすればいいのかって。それは全日本にいる全選手に言いたい」とカズのみならず、全選手にL/R入りを呼びかけていくようだ。
また、諏訪魔と合体し、後見人的な立場でもあるアドバイザーの蝶野も、「去年ぐらいから関わっているけど全日本は改革が必要。業界的にも選手が自分で動くという意識がなくなってきている中で、L/Rは諏訪魔くん、近藤くんという重鎮の選手が行動しているので、期待している」と頼もしそうな様子だった。
群雄割拠の全日本マットでL/Rはどのような動きを見せるのか!? 要注目だ。