蝶野が3.17両国大会に参戦=全日本プロレス

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3.10後楽園大会でGAORA TV選手権試合を行う王者・真田(左)と河野 【全日本プロレス】

 また、全日本プロレス『HOLD OUT TOUR 2013』開幕戦となる3.10後楽園大会でGAORA TV選手権試合を行う王者・真田聖也と挑戦者・河野真幸が記者会見を行い、それぞれ意気込みを述べた。

 2.23後楽園大会で前哨戦を行った二人だが、河野のGAORA TVベルトを蹴飛ばすという暴挙に真田が激怒。イス攻撃を繰り出して暴走し、反則負けとなった。珍しい暴走に真田は、「自分のポリシーに反する攻撃をしたことは反省しています」と反省の弁。しかし、「やり方は反省していますけど、怒りはあるので、ボクのプロレスで勝ちたい」と、改めて河野撃破を誓った。
 ベルトを蹴られたほかにも、先シリーズ中は再三にわたる河野の襲撃にも頭を悩ませた。「チャンピオンが1月3日の防衛戦が終わってから、何も発信してないからね。俺が乱入してやったから、話題になったんだ」と悪びれることのない河野に対して、「話題作りに関しては感謝してますよ」と真田。しかし、その方法論を受け入れるつもりはない。「やり方が汚いですよね。ベルト蹴られましたからね。ボクにとってこのベルトは大事なんで」と怒りが収まらない様子。「今までにない真田聖也が出るかもしれないです」と新たな一面を見せての勝利を予告していた。

 一方の河野は、「本番一発でベルトを獲る」と自信満々。「現状、STACK OF ARMSの中でボクだけベルトがないですから。STACK OF ARMSが全日本の中心にいくためにも、手っ取り早くこのベルトを獲りますよ。個人としてもチームとしても必要なんでね。最終的には船木(誠勝)さんの三冠。このベルトを持つことによって発言権も得られる」と、STACK OF ARMS同士での三冠戦も視野に入れているようだ。 バーニングの参入もあって、各ユニットが群雄割拠の様相を呈する全日本のリング。果たして、真田は河野の野望を打ち砕くことができるのか?

 また、両者とも両国大会でのカードについても語った。同期でヘビー級転向のために肉体改造をしていたKAIと一騎打ちを行うことになった真田は、「1回も会ってないので怖さがある。ただ、向こうも怖いと思うので、自分を信じてやるしかない」とコメント。高山善廣と組んで武藤敬司&ドン・フライと闘う河野は、「高山さんに関しては背の高いヤツのプロレスを勉強して、武藤&フライを体感したいです」と意気込んでいた。
■全日本プロレス『2013 プロレスLOVE in 両国〜BASIC&DYNAMIC〜』
3月17日(日)東京・両国国技館 試合開始16:00

【追加対戦カード】
(6人タッグマッチ)
曙、浜亮太、中之上靖文
蝶野正洋、ジョー・ドーリング、近藤修司

(タッグマッチ)
渕正信、西村修
KENSO、リード・フレアー

(タッグマッチ)
大和ヒロシ、佐藤光留
SUSHI、アンディ・ウー

【既報対戦カード】
(三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負)
[王者]船木誠勝
[挑戦者]諏訪魔
※船木は5度目の防衛戦

(世界タッグ選手権試合 60分1本勝負)
[王者]大森隆男、征矢学
[挑戦者]秋山準、潮崎豪
※大森、征矢組は3度目の防衛戦

(アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負)
[王者]田中稔、金本浩二
[挑戦者]鈴木鼓太郎&青木篤志
※田中、金本組は初防衛戦

(世界ジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負)
[王者]金丸義信
[挑戦者]カズ・ハヤシ

(スペシャル・タッグマッチ)
武藤敬司、ドン・フライ
高山善廣、河野真幸

(スペシャル・シングルマッチ)
真田聖也
KAI

■全日本プロレス『HOLD OUT TOUR 2013』開幕戦
3月10日(日)東京・後楽園ホール 試合開始12:00

(GAORA TVチャンピオンシップ 60分1本勝負)
[王者]真田聖也
[挑戦者]河野真幸
※真田が4度目の防衛戦

(三冠戦前哨戦ノーフォールマッチ)
船木誠勝、曙
諏訪魔、ジョー・ドーリング
※勝敗はKOおよびギブアップのみで決着となるルール

(世界タッグ&世界ジュニアW前哨戦/全日本プロレスvs.バーニング/6人タッグマッチ)
大森隆男、征矢学、カズ・ハヤシ
秋山準、潮崎豪、金丸義信

(アジアタッグ前哨戦/全日本プロレスvs.バーニング/シングルマッチ)
田中稔
鈴木鼓太郎

(アジアタッグ前哨戦/全日本プロレスvs.バーニング/シングルマッチ)
金本浩二
青木篤志

(6人タッグマッチ)
渕正信、浜亮太、中之上靖文
西村修、KENSO、リード・フレアー

(タッグマッチ)
近藤修司、大和ヒロシ
SUSHI、アンディ・ウー

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