開催直前! UFC日本大会を目撃せよ!

提供:イープラス

モチベーション最高潮!

日本へ感謝の気持ちを持って戦うと言うシウバ。いよいよ「UFC JAPAN」が迫ってきた 【t.SAKUMA】

 いよいよ開催が間近となった日本大会「UFC JAPAN 2013」(3月3日、さいたまスーパーアリーナ)。1月にはヴァンダレイ・シウバをはじめとした参戦ファイターが出席しての来日記者会見も行われた。3月3日といえば女子のお祝い「ひな祭り」だが、今年ばかりはUFCに決定!

 1月22日、都内ホテルで行われた会見に来日したシウバは帽子をかぶって登壇したが、着席前にこれを取るとファンと報道陣にお辞儀をしてあいさつ。
「日本に戻って試合ができること、そしてこの機会をくれたみなさんに感謝しています。また日本で試合をして、勝つことが私の夢です。ファンのみなさん、さいたまスーパーアリーナを完売にして我々の力を見せましょう。ファン、選手、そしてUFCが力を合わせて素晴らしい大会にできればと思います」
 ファンと選手一丸になっての盛り上げを呼び掛けたシウバは、テレビ・雑誌など様々な媒体に出演、サイン会も行うなど精力的にプロモーション活動を展開した。
「日本で試合ができるのは素晴らしいモチベーションになっています。日本のファンのことはよく知っているし大好きです。いい試合をしてトップクラスに返り咲くチャンスだと思っているので、ファンのみなさんに喜んでもらえる素晴らしい試合にします」

 心・技・体とはよく使われる言葉だが、磨かれた技も鍛え上げられた体力も、何より燃え立つ心がなければその力を十分発揮することはできない。ホームの応援が選手に勇気と自信を与え、より以上のパフォーマンスが発揮されるのは、様々なスポーツシーンを思い起こせば理解してもらえるはずだ。
 コメントからも分かるように、シウバにとって日本はすでに“ホーム”というべき存在となっている。感謝の気持ちをファイトで見せんと激闘を展開してくれるだろうし、名曲『サンドストーム』での入場、あの手をグリグリさせるおなじみのポーズを同空間でともにできるだけでも、会場へ足を運ぶ価値があるといって過言ではない。本大会は昔からのファンにとってはシウバとの“再会”、新たなファンにとっては“出会い”の場となる。

昨年のリベンジを期す岡見&水垣

 そしてまさに“ホーム”での開催となった日本選手たちも勝利を目指し燃えている。1月には岡見勇信、水垣偉弥、廣田瑞人の3選手が大会の舞台となるさいたま市の清水勇人市長を表敬訪問。昨年の日本大会を観戦し、盛り上がりを目の当たりにした清水市長から、さいたま名物である盆サイダーと破魔矢を贈られ激励を受けた。
 岡見と水垣にとっては昨年の雪辱を期しての日本大会連続出場となる。UFC参戦6年半、16戦12勝4敗と日本はおろかアジアでも随一の戦績を残す岡見だが、2006年6月以来の凱旋試合となった昨年2月の日本大会で、勝利を目前にしながら逆転負け。日本人としてUFCで岡見に次ぐ結果を残す水垣も、不可解としか言いようのないジャッジで判定負けに終わっている。海を渡って奮闘し遂に日本の檜舞台で脚光を浴びると思いきや、待っていた無情な結末に、改めて格闘技の厳しさ、人生の不条理を見せられた思いであった。

 しかしそこは気持ちもタフなUFCファイターである岡見と水垣、昨年のうちに復活勝利を挙げており、今年こそはとその意気込みは高い。「前回の日本大会のこともあるので、今回こそ自分の実力を全部出して勝利を得たいと思っています」「日本は母国ですし、一番自分のことを応援・支援してくれている人たちがいるので、そこで勝つ姿を見せるのが責任だと思っているし、日本で試合をするのは特別なことだと感じています」と、1月の記者会見では岡見から力強い言葉が聞かれた。

格闘技黄金時代の熱気が再燃

 大会は3月3日の開催となるが、前日の2日には恒例であるファン公開での選手計量も行われ、試合を翌日に控えた選手たちが戦いを前に緊迫感漂うフェイス・トゥ・フェイスを繰り広げた。
 開催前から伝説化、語り継がれるのが約束された本大会。3月3日は格闘技の聖地がUFCの熱気で再燃する! 当日の会場は格闘技を愛する大観衆で埋め尽くされるであろう。乗り遅れるな!
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