大仁田、曙にラブコール「新日、全日、NOAHにタッグで乗り込みたい」

小野 仁

あまりにも大きな代償だった爆破の衝撃

曙ファミリーから届いたバレンタインに気を良くした大仁田はタッグ結成後の青写真まで上機嫌で語った 【小野仁】

「なにわ大花火」2.8大阪決戦から10日後、“邪道”大仁田厚が爆破の衝撃を物語る生々しい傷を公開するとともに、激闘の末に握手を交わした曙に改めてコンビ結成のラブコールを発信した。

 2.8大阪で元横綱・曙を撃破し、昨年8月の「横浜大花火」で敗れた借りを返した大仁田だが、その代償は大きかった。帰京後も多忙なスケジュールに追われ、爆破で負った傷を放置していたものの化膿してきたため、たまりかねて14日に都内の病院で治療を受けたところ、左腕裂創および熱傷で全治3週間と診断された。
 さすがの邪道も、予想以上のダメージに「2月中の復帰はあり得ないということで。(2.8大阪の試合後に)道頓堀に飛び込んでたら死んでたね」と苦笑い。

「3月6日のZERO1で初タッグをお目見えしたい」

 しかし、奇しくも受診当日はバレンタインデーとあって、“爆破お見舞い”の意味か宿敵・曙のファミリーから大仁田の元へチョコレートが届けられた。これに気をよくした邪道は、「3月6日のZERO1の後楽園ホールで(大仁田&曙の)初タッグお目見えを決定したいと思います」と、3.6後楽園を一足早い“ホワイトデー”と定め、例によって主催者ならびに曙の意向も聞かず一方的に参戦・共闘を宣言。
「ZERO1以外の団体にも(コンビで)乗り込んでいきたい。チケットを売りたい方は使ってください(笑)。タッグのベルトって、いろんなところ(各団体)に存在するから。新日本にも、全日本にも、それにNOAHにも」と、勝手にコンビ結成後の青写真まで発表した。

 なお、大仁田興行の今後の日程として、2013年第1弾大会の4.12新宿FACE(試合開始19時)と4.20福島・いわき平体育館(試合開始18時)が決定。4.20いわきは、大仁田にとって東日本大震災後初の東北での試合となる。
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