ザ・ロックが10年ぶりのWWE王者に!=WWE「ロイヤルランブル」結果リポート

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レッスルマニア・メイン戦出場を決めた1人は?

激闘を勝ち抜き、30人の頂点に立ったシナ 【(C)2013 World Wrestling Entertainment,Inc. All Rights Reserved】

 30人のスーパースターが、最後の1人が勝ち残るまで闘うWWE「ロイヤル・ランブル」PPVが現地時間1月27日、アリゾナ州フェニックスで行われた。

 今大会の目玉、ロイヤルランブルは3試合目に組まれた。1対1で試合を始め、90秒ごとにスーパースターが出場し、総勢30人がオーバー・ザ・トップ・ロープ形式で優勝を争う試合で、優勝者にはレッスルマニアのメインイベントで任意の王座に挑む権利が与えられる。

 ドルフ・ジグラーが1番手で登場、2番手はクリス・ジェリコがサプライズ復帰して試合がスタートした。今年は他にゴールダスト、ザ・ゴッドファーザーがサプライズ出場して場内を沸かせた。また、NXTルーキーのボー・ダラスも参加し、ウェイド・バレットを敗退させるという一幕もあった。
 去年の大会で逆立ちしながら敗退を逃れたコフィ・キングストンは、今年は叩き出されたところでテンサイの背中にしがみつき、さらに実況席に不時着、タイムキーパーからキャスター付きチェアを奪い、チェアごと飛び跳ねながらリングへ戻り、今年もファンを驚かせた。

 ライバックが30番手で出場すると、ランディ・オートンを叩き落とし、シェイマス、ジョン・シナとの優勝争いに入った。シェイマスは、ライバックめがけてブローグ・キックを叩き込もうとしたが、受け止められ、そのままライバックの後方に放り上げられ転落、敗退した。
 ライバックは、シナのSTFに捕まり失神へ追い込まれたが、猛反撃を展開。シナはライバックの肩口に担がれ落とされそうになったが、後方へ脱出、ライバックを突き落として優勝を収めた。

 参加スーパースター、出場順は次の通り。1.ドルフ・ジグラー、2.クリス・ジェリコ、3.コーディ・ローデス、4.コフィ・キングストン、5.サンティーノ・マレラ、6.ドリュー・マッキンタイア、7.タイタス・オニール、8.ゴールダスト、9.デヴィッド・オトゥンガ、10.ヒース・スレーター、11.シェイマス、12.テンサイ、13.ブローダス・クレイ、14.レイ・ミステリオ、15.ダレン・ヤング、16.ボー・ダラス、17.ザ・ゴッドファーザー、18.ウェイド・バレット、19.ジョン・シナ、20.ダミアン・サンドウ、21.ダニエル・ブライアン、22.アントニオ・セザーロ、23.ザ・グレート・カリ、24.ケイン、25.ザック・ライダー、26.ランディ・オートン、27.ジンダー・マハル、28.ザ・ミズ、29.シン・カラ、30.ライバック

ザ・ロック、渾身のピープルズ・エルボー炸裂

パンクから王座を奪い取ったロック 【(C)2013 World Wrestling Entertainment,Inc. All Rights Reserved】

 WWE会長は、CMパンク&ポール・ヘイマンとザ・シールドの共謀を怪しみ、PPV前のRAWでシールドがWWE王座戦に介入した場合はCMパンクから王座を剥奪すると決定した。

 CMパンクが大ブーイングで、ザ・ロックが大歓声に迎えられて入場し、ついに試合が始まった。試合は序盤から激しい展開となり、実況テーブル上での攻防戦では、両者がテーブルごと潰れてダブル・ノックダウンした場面もあった。

 両者は一撃必中の技を繰り出し激しさをエスカレートさせ、ついにロックがピープルズ・エルボーをパンクに見舞おうとした。ところが、その瞬間に場内の照明が落ちてしまった。何者かが誰かを襲う衝撃音がする中、実況は「シールドです!」と連呼している。

 照明が戻ると、ロックは潰れた実況テーブルの上で仰向けに倒れている。パンクはロックをリングへ押し戻してピンフォール勝ちを収めた。すると、WWE会長が現れて、シールド奇襲は間違いないと指摘し、パンクに何かを告げようとした。すると、横たわるロックがマイクを持ち「こんな形で終われるものか。奴から王座を奪うのはビンス、あんたじゃない。俺様だ!」と叫んだ。

 WWE会長は試合再開を認めた。パンクはロックにダイビング・エルボーを浴びせるが返され、ついにGTSの体勢に入った。ところが、ロックは抱え上げられたところで抵抗して脱出、スパインバスターでパンクを沈め、渾身のピープルズ・エルボーを叩きこんでピンフォール勝ちを収め、10年ぶりのWWE王座獲得を果たした。

 上記2戦を含む全試合結果は以下のとおり。

■WWE PPV大会「ロイヤルランブル」試合結果

<4試合目 WWE王座選手権>
○ザ・ロック
●CMパンク
※ザ・ロックが新WWE王者に

<3試合目 ロイヤルランブル・マッチ>
優勝:ジョン・シナ

<2試合目 WWEタッグ王座選手権>
○チーム・ヘル・ノー
●ローデス・スカラーズ
※チーム・ヘル・ノーが王座防衛に成功

<1試合目 ラストマン・スタンディング形式世界ヘビー級王座選手権>
○アルベルト・デル・リオ
●ビッグ・ショー
※デル・リオが王座防衛に成功

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