フレアーがご機嫌来日「ムタこそが本当のネイチャー・ボーイだ!」
決戦直前! 船木と曙、決戦舞台で緊張感ヒシヒシ
フレアーを囲み、船木、武藤、蝶野、曙の豪華ショットが実現 【全日本プロレス】
大田区大会は三冠戦に加え、リック・フレアーや藤波辰爾、蝶野が参戦。さらにノアを離脱した秋山準ら5選手も当日あいさつに来ると宣言するなど、何かと話題が抱負な大会だ。
その中で三冠王者としてメーンイベントを務めることになった船木は、「身体では完全に負けているので、それを補う技と諦めない精神力で乗り越えて、試合が終わってもベルトを巻いていられるように頑張ります」とコメント。対する曙も「言葉もいらないし、明日やるのみです。三冠に恥をかかせない試合をやります」と意気込んだ。
船木にしてみれば、曙とは体格差もあって、これまでの挑戦者の中でも最大の難敵との認識を持っている。そのためか、「24時間後にはまたここいるんですけど、緊張感が伝わってきます。気が引き締まるし、いつもの前日とは違いますね」と、険しい表情だ。
一方の曙も「しんどい試合になることはわかっていますけど、いい緊張感で臨めますね。久しぶりに真剣勝負ができる。8年やってて初めてのチャンスだし、プロレス界の綱取のチャンスだと思っています」と、今回の三冠戦に懸ける気持ちが伝わってくるコメントを残した。
蝶野「俺は全く聞いてない」と秋山らに不快感
全日本のアドバイザーに就任した蝶野は、元ノア勢の行動に不快感 【t.SAKUMA】
ところが、秋山らのバーニング勢がやって来るという話に関しては、「俺は全く聞いてないですね」と怪訝(けげん)な表情。武藤が「俺も聞いてないけど、それだけいまの全日本に求心力があることは感じますね」と誇らしげな表情をしたのとは対照的だ。
メーンを飾る三冠戦ではなく、バーニングの登場に話題が集中してしまうのがアドバイザーとしては不本意なのか、蝶野は内田雅之社長に対して、「メーンは三冠戦ですから、選手がしっかりと試合ができない体制にしちゃいけない」と苦言を呈することも忘れなかった。
様々な話題が集中する中、行われる今回の三冠戦。果たして、船木と曙はそれらを上回るインパクトを残すことができるのか?