城戸康裕「完ぺきに押さえつけて圧勝する」=1.26Krushインタビュー
守屋拓郎「嫌というほど城戸対策を練習した
タイトル魔初挑戦の守谷は過激な言葉で城戸を挑発 【t.SAKUMA】
「本当にあの場で言った通りですね。今までは良い人というか謙虚めにしていたんですけど、内田(康弘)会長から『もうここまで来たらいいよ』と言われたので、思っていることを言っただけです」
――タイトルマッチまでは内田会長からセーブがかかっていたんですか?
「そうですね。余計なことを言う前に結果を出せ、と」
――会見では内田会長が考えた城戸選手対策を実行するだけとお話されていましたが、いつも作戦は内田会長にすべて任せているんですか?
「試合にもよるんですが。今回は内田会長に任せています。嫌というほど(対策を)練習したので、どうやっても試合になったら、それが出ると思うんですよ。だからそういう部分で心配はないです」
――「タイトルマッチまでは手の内は見せず、今までの対戦相手には申し訳ないけど、我慢して戦っていた」という言葉も印象に残りました
「あれも本音で言ったことで、チャンピオンになってナンボだと思ってやっていたので、それに辿り着く前に全て出し尽くして何とか勝っているようでは意味ないだろ、と」
――Krushでは判定決着が続いていますが、RISE時代はKO率も高かったじゃないですか。Krushのファンは今回の守屋選手を見て驚くことになりそうですか?
「そうなると思います」
――1.14代々木大会では城戸選手のマイクで反撃されましたが、それについてはどう感じていますか?(「120パーセント勝つ」と言った守屋に、城戸が「じゃあ俺に勝てなかったら引退しろ」と詰め寄った)
「ああいえばこういう選手だから、何か言ってくるだろうとは思ってました(苦笑)。別に気にしてないです」
――今回は舌戦の部分がクローズアップされていますが、守屋選手にとっては初めてのタイトルマッチですよね
「はい。なかなかチャンスが巡ってこなかったので、そういう部分でこの試合にかける思い入れは強いです。もちろん選手なので、どの試合も重要なのですが、初めてタイトルマッチに挑むことになって、いい意味でプレッシャーを感じていて、試合が楽しみです。今回はメーンイベントで城戸選手とタイトルマッチ。城戸選手は名前がある選手なので、その選手をきっちり倒せば自分の株も上がると思うんで、待ったかいがあったなと思います。この晴れ舞台で久しぶりにKO勝ちできると思うと、土曜日が待ち遠しくて楽しみです」