そびえ立つ壁に囲まれた建造物の中での戦いを制するのは誰だ!?=WWE
RAWイリミネーション・チェンバー・マッチ出場者(左からコフィ・キングストン、クリス・ジェリコ、ドルフ・ジグラー、CMパンク、ザ・ミズ、R-トゥルース) 【WWEモバイル】
■RAWイリミネーション・チェンバー・マッチ
WWEタレント・リレーションズのエグゼクティブ・バイス・プレジデントでありRAWGM代行のジョン・ローリナティスが、WWEに独占情報として明かしたところによると、RAWイリミネーション・チェンバー・マッチで、WWE王座を懸けてスーパースター達がしのぎを削るということだ。参加する スーパースターは、WWE王者CMパンク、ドルフ・ジグラー、クリス・ジェリコ、R−トゥルース、ザ・ミズ、コフィ・キングストンだ。
2月19日に開催されるPPVイベントで、6人の戦士達がパンクの持つ王座を標的に熾烈な戦いを繰り広げる。
イリミネーション・チェンバー・マッチを知らない人のために、この試合はリング内で2人のスーパースターが戦うところから始まる。残りの4人は各コーナー に設置された檻の中に入った状態だ。4人のスーパースター達は、5分間のインターバルで1人ずつ参戦し、各対戦相手をピンフォールもしくはサブミッション でイリミネートしていく。そして、最後まで生き残ったスーパースターが勝者となるわけだ。
高さ約5メートル、対角線上は約11メートルあるイリミネーション・チェンバーは、2002年のサバイバー・シリーズで初登場して以来、WWEファンの目 の前に13回登場してきた。今年のイベントを迎えるに当たり、RAWの参戦者達はみな、この建造物の内部で、幅広いあらゆるレベルの経験を披露してくれ る。
幅広い参戦者の一端にいるのが、イリミネーション・チェンバー・マッチを6度戦ったことのあるベテラン、ジェリコだ。トリプルHと並ぶ最多出場記録を持つ ジェリコは、イリミネーション・チェンバーが登場した最初の3回で戦い、最後に戦った2010年には世界ヘビー級王座を手にする大きな勝利を奪った。
この経験は、今回は大きなアドバンテージとして働くのだろうか? WWE王者パンクもまた、チェンバーの中で3度戦ったことがあり、そびえ立つ壁に囲まれた建造物の中で起きる危険を熟知している。だが、何度も戦っている にも関わらず、ストレートエッジ・スーパースターはまだ勝利を収めたことがない。
キングストンとR−トゥルースは、それぞれ1度、2度とチェンバーに参戦したことがあるが、優勝経験はない。一方、ジグラーとザ・ミズはイリミネーション・チェンバーはまったくの初めて。彼らにとって、2月19日は恐ろしいドームの中への処女航海となる。
WWE王座ベルトが懸かった上に、それぞれに秘める復讐の炎が燃える中、RAWイリミネーション・チェンバー・マッチは、間違いなくウィスコンシン州ミルウォーキーにあるブラッドリー・センターをパンチ満載で盛り上げるだろう。
世界ヘビー級王座戦
世界ヘビー級王座をかけて戦う出場者(左からザ・グレート・カリ、ビッグショー、ランディ・オートン、ダニエル・ブライアン、ウェイド・バレット、コーディ・ローズ) 【WWEモバイル】
今回ブライアンのタイトルを狙うのは、ビッグショー、ランディ・オートン、ウェイド・バレット、ザ・グレート・カリ、コーディ・ローズ。
この中で最も経験が豊富なのはオートン。ザ・ヴァイパーは今回の試合形式で過去に一度も勝利していないが、復帰明けで、しかも憎きバレットも参戦となっている為モチベーションは高い。
ウェイドは世界王座を獲得したことがなく、今回にかける意気込みは相当なはず。ずる賢く、ラフ殺法を得意としているだけに気は抜けない。
そしてWWEが誇る2大ジャイアントも登場。ビッグショーは、世界ヘビー級王座獲得後僅か90秒でブライアンに奪われ、その恨みを晴らそうと王者を標的としている。 カリは出場停止処分を受けたマーク・ヘンリーの代役として急遽出場。2度目となる王座奪取に向け、目の前に立ちはだかる勇気のある挑戦者を求めている。
そしてローズは、現在IC王者に君臨。今年中に世界ヘビー級王座も獲得すると豪語しているため、イリミネーション・チェンバーが最大のチャンスとなるだろう。
イリミネーション・チェンバーは、出場する6名がくじ引きでリングに上がる順番を決めて行われる。
クジの1、2番を引いた2名が最初に上がり、残り4名は一定時間の間隔を開けて登場。最終的に最後まで残ったスーパースターが勝者となる。
このほかにも、SmackDownイリミネーション・チェンバー・マッチ、ジョン・シナ vs. ケインのアンビュランス・マッチなど、見どころ満載となっている。どうぞ、お見逃しなく!
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