KUDOが防衛成功、ディーノ相手に1.29後楽園でV6戦=DDT
5度目の防衛に成功したKUDO(左)と挑戦表明したディーノ、早くも股間を握り合いながらの視殺戦! 【前島康人】
15年前の旗揚げ戦メンバーであるMIKAMIは、代名詞ともいえるラダーを公認凶器として持ち込み、ベテランならではのテクニックを随所で発揮。ミッキーブーメランや450°スプラッシュといった軽快な動きに加え、ラダー上へのセントーンやヴォルカニックボムなどの捨て身の技も繰り出すと、新技のミッキー・ザ・ファイナルにも挑むも、練習中に痛めた右肩を再度負傷してしまう。この機を逃さず、KUDOはうつ伏せ&仰向け状態へのダイビングダブルニードロップ2連発でフィニッシュを決めた。
「憧れの存在」であったMIKAMI超えで、王者として新年を迎えることになったKUDOに対し、同じほもいろクローバーZのメンバーとしてセコンドに就いていたディーノが「私がベルトを持って武道館のメーンに立ちたい」と突如挑戦表明。KUDOも「相手が誰であろうと叩き潰す。武道館をチャンピオンとして成功させる」と迎え撃つ覚悟を示した。
アイドル全面戦争がついに決着
アイドル戦争ついに終止符……ほもクロが完全勝利した 【前島康人】
TKG48解散により、国際色豊かな48グループを結成した高木は、ほもクロに対抗し、メンバーそれぞれに合わせたCDを用意。ほもクロチームがももいろクローバーZの「ワニとシャンプー」「Chai Maxx」などでテンションを上げてくるのに対し、ウラジミール長井(KGB48)には「UWFのテーマ」、イワン・マルコフ(KGB48)にはタトゥー、星誕期(SUMO48)には相撲甚句をかけさせるも、見事に裏目に出て2対1の状況に。高木は何とかディーノはオーザー・ザ・トップロープで落として1対1のタイに持ち込むも、直後に大石真翔の直伝!トルネードクラッチに丸め込まれた。
敗れた高木は「おまえらほもクロがももクロの客を取ってこい。もっと大きな目標を持て。世間に響かせろ」と曖昧なエールでほもクロに猛ゲキ。これに対し、ディーノたちも「プロレス内だけじゃなく、もっと外に向けて発進していこう」と武道館大会へ向け、改めて気合を入れ直した。
ヤス&火野がKO−Dタッグ王座を奪取
火野(左)&ヤスがタッグ王座を奪取、DDT侵攻をブチ上げた 【前島康人】
共に20代と若さ溢れる王者組に対し、挑戦者組はヤスの老獪なテクニックと火野の圧倒的なパワーで、終始安定したファイトを見せつけ、ヤスの雪崩式フランケンシュタイナーから火野がFxxK’N Bombで石井に完勝。事前に勝者チームへの挑戦を予告していた高梨は、このケタはずれの強さを目の当たりにして、「無理無理」と涙ながらに辞退を願い出るも、亜門GMが無視して、王者組にゆかりの深い千葉での初防衛戦を発表。火野は「これからベルトを道具として暴れていく」とDDT本格侵攻へ向け気勢を上げた。
サンプラザ中野くんが応援ソングを製作へ
サンプラザ中野くん(左)が来年8月のDDT武道館大会の応援ソングを歌う 【前島康人】
この日の第3試合で行われた「Runner・コントラ・Runner」では、どちらが「Runner」をテーマ曲に使用できるかを賭けて松永智充と平田一喜が激突。松永がタイガードライバーで勝利すると、中野くんがサプライズ登場し、「Runner」を生歌で披露した。
そこに高木三四郎社長が現れ、「武道館大会へ向け、ぜひ『大きな玉ねぎの下で』のDDTバージョンを作ってほしい」とお願いすると、「明日までに作ります」と快諾。武道館大会の成功を万歳三唱で祈願した。
12月31日(土)東京・後楽園ホール 観衆:2011人(超満員札止め)
<第7試合 KO−D無差別級選手権試合>
[王者]○KUDO
(22分50秒 ダイビングダブルニードロップ→片エビ固め)
[挑戦者]●MIKAMI
※第37代王者が5度目の防衛に成功
<第6試合 48グループ対ほもクロ5vs.s5続・完全決着戦イリミネーションマッチ>
●[48グループ]高木三四郎(はぐれTKG48)、ウラジミール長井(KGB48)、イワン・マルコフ(KGB48)、ポイズンJULIE澤田(PJS48)、星誕期(SUMO48)with ボニー(KGB48)
(大石の1人残りでほもクロの勝利)
○[ほもクロ]男色ディーノ、大石真翔、グラン浜田、彰人、福田洋 with みなみ飛香
○長井−福田● 2分51秒 チキンウィングフェースロック
●長井−ディーノ○ 3分21秒 OTR
○高木−浜田● 4分9秒 OTR
●イワン−彰人○ 5分47秒 OTR
○澤田−彰人● 8分7秒 パイレーツAGOGO→片エビ固め
●星−ディーノ○ 8分35秒 OTR
●澤田−ディーノ○ 9分10秒 ゴッチ式男色ドライバー→漢固め
○高木−ディーノ● 11分50秒 OTR
●高木−大石○ 12分8秒 直伝!トルネードクラッチ
※大石の1人残りでほもクロの勝利
<第5試合 タッグマッチ>
HARASHIMA、●高尾蒼馬
(15分8秒 ジャーマンスープレックスホールド)
○中嶋勝彦、梶原慧(健介オフィス)
<第4試合 KO−Dタッグ選手権試合>
[王者組]●石井慧介、入江茂弘
(13分48秒 FxxK’N Bomb→体固め)
[挑戦者組]ヤス・ウラノ、○火野裕士
※第40代王者組が4度目の防衛に失敗、ヤス&火野組が第41代王者組
<第3試合 Runner・コントラ・Runner>
○松永智充
(4分17秒 タイガードライバー→エビ固め)
●平田一喜
<第2試合 タッグマッチ>
●中澤マイケル、佐藤光留
(10分31秒 G2A→片エビ固め)
アントーニオ本多、○矢野啓太
<第1試合 タッグマッチ>
ケニー・オメガ、●DJニラ
(11分21秒 タカタニック)
○マサ高梨、佐々木大輔
<ダークマッチ>
○美月凛音
(6分57秒 ジャーマンスープレックスホールド)
●翔太
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