RENA完全復活へ! 妹分MIOもデビュー=Girls S-cup2011

RENA(左)完全復活へ、妹分MIOも待望のデビュー 【(C)シュートボクシング協会】

 8月18日、都内ホテルにて、8.19『Girls S−cup2011』の公式計量と記者会見が行われた。急きょHIROKOと対戦することになった藪下めぐみ以外の選手が計量に臨み、全員が一回目で規定の体重をクリア。
 会見は二部制で行なわれ、まずはワンマッチに登場するRENA、サーサ・ソーアリー、HIROKO、MIO、山田よう子、そしてシーザー武志会長が登壇。シーザー会長は「女子格闘家はみんな頑張っています。男子をおびやかし、喝を入れるくらいの気持ちです」と充実のマッチメイクに満足げなコメントした。

 6月大会のSBレディース王座決定戦で高橋藍に敗れ、今回が再起戦となるRENAは「『Girls S−cup』といえばトーナメントがメインなんですが、メインを食う試合をしたいと思います」と気合い充分。高橋戦の後には引退も考えるほど落ち込んだというRENAだが「今は吹っ切れてます」と明るい表情を見せた。また「よりいっそう考えて練習をするようになりました」とも語り、吉鷹弘氏のもとでの出稽古では「ひたすらミットをやりました。12ラウンドとか。甘えがきかないので、ハートも鍛えられました」という。

“姉”RENAも太鼓判、ニューヒロイン誕生なるか

 今回の対戦相手、サーサに関しては「SBでは力を発揮できていないですが、違うリングではムエタイの技で相手を翻弄して勝っている。今回は今までとは違う闘いになると思います」と警戒心を示した。一方のサーサは「RENA選手はSBのスーパースター。いつもいい試合をしていますが、私もムエタイのテクニックを使っていい試合をしたいと思います。SBでは今まで負けていますが、そのことでいい勉強ができました。今回はしっかり準備ができています」とコメント。RENAの完全復活に期待がかかるところだが、体格差のない今回はサーサの闘いぶりにも注目だ。

 また今大会では、及川道場に所属するRENAの妹分、MIOもプロデビューを果たす。「念願だったプロの舞台に出られて嬉しいです。RENAちゃんのような凄い選手になれるように頑張ります」と語ったMIOは、まだ16歳の高校一年生ながらアマチュアで数々のタイトルを獲得。RENAも「MIOはジムでも癒し系ファイターと呼ばれていて、普段はポケーっとしてるんですけどスパーリングになると顔が変わるんです。今の顔を覚えておいて、明日と比べてみてください」とMIOのファイティング・スピリットに太鼓判。新たなスター誕生という意味でも、今年の『Girls S−cup』には注目だ。

出場選手のコメント

山田よう子
「久々に気持ちがめっちゃ熱くなってます。凄い試合になると思います。第一試合から盛り上げたいと思いますので、よろしくお願いします」

HIROKO
「シュートボクシングのリングに上がることができて嬉しいです。相手の藪下選手は昔、お世話になった先輩なんですが、リングの上では関係ないと思ってます。しっかり闘って勝ちたいと思います」

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