岩谷麻優vs.須佐えり、最弱レスラーはどっちだ!?=スターダム
同じ12連敗中、どっちの経験が重い?
同じ12連敗同士でも中身が違う! 岩谷(左)、須佐ともに一歩も譲らず 【スポーツナビ】
須佐「……ない、ですねぇ……」
風香「えりちゃん、ここで『ない』って言ったら話終わっちゃうよ(笑)。それに“アレ”練習してるじゃん」
須佐「あ! はい、実は必殺技あります! ここではまだ秘密ですが、ちゃんと必殺技あります。まだ試合では出したことがないんですけど、次の試合ではこれを出して岩谷を潰します!」
――岩谷選手は?
岩谷「私はいっぱい必殺技ありますよ! ウラカンラナとかもそうですし。でも、相手にダメージを与えてフォールする技がないので、試合までに一撃必殺を開発して、それを出せればいいかなぁって思ってるんですけど……あ! そう言えば、前回大会で美闘から3カウント取りかけた技がありました。美闘に勝ちたくて練習したダブルリスト! 両手をつかんで投げる技なんですが、アレ、絶対に美闘の肩上がってなかったですよね? 3カウント入ってましたよね?」
風香「うん、あれは私も一瞬、3カウント入ったと思った」
岩谷「レフェリーのミスだったのか死角に入ったのか、カウントを返されたことになったんですけど、アレは絶対に私の勝ちです! 美闘から勝った“麻優スペシャル(正式の技名考え中)”で須佐えりに勝ちます!」
――それは楽しみですねぇ
岩谷「話は変わるんですが、私にしかできない必殺技がもう1つあるんです。相手の腕をつかんでロープに飛び乗ってクルンって回る技なんですが、名前を発表していいですか? その名も『タケコプター』です!」
――……はぁ。
岩谷「あれ!?」
風香「(無視して)でも、なんだかんだでこの2人は意地を見せあってくれると思うんです。ね?」
須佐「岩谷は結局のところ今の“やられキャラ”のポジションがオイシイと思っているみたいですけど、今のままだったら絶対に私には勝てないです。ずっと、そのポジションにいれば?」
岩谷「須佐えりと私は同じ12連敗だけど、重みというか、私はメインにも出ていたし、対戦相手とか考えても重みが違うから!」
須佐「私は私で経験の重みを感じ取ってます。だって、いつも知っている相手だった岩谷と違って、私は他団体の未知の選手と戦ってきたから。それに、私は12戦全部シングルマッチでした。だから、誰にも頼ることができないシングルマッチの経験も私の方が上です!」
麻優vs.夢、いきなりガチバトル勃発か
岩谷(左)vs.夢(右)、年の差を超えた仁義なき戦い勃発!? 【スポーツナビ】
岩谷「はい、須佐えりとの試合はさっさと終わらせたいですね。なんせモチベーションは次の後楽園にすでに向かっているので。それで、ずっと組みたいと思ってアプローチしている選手がいるので、その選手と組んでもっと上に行きたいと思っているんです。だから、須佐えりにかまってるヒマはないですね」
須佐「岩谷が後楽園で新タッグを目指しているんだったら、新木場で岩谷を潰して、私が代わりにタッグを組んで上に行きます!」
――ちなみに、ハルカちゃんがもしこの2人と試合するとしたら、どっちと試合したい?
夢「う〜ん……どっちでもいいけど、麻優ちゃんかな。何となく勝てそうだから」
岩谷「あ!」
風香「(笑)。たぶん、いい試合になりますよ。この2人、仲悪かった時期あったもんね?」
岩谷「はい、ガチで仲悪かったですから」
――なんで? 大人げない。
風香「それが、麻優ちゃんってずっと『空中殺法やりたい』って言ってたじゃないですか。それなのにハルちゃんが練習で空中殺法をやっていて、それを見てヤキモチ焼いたんです。その日はみんなで空中殺法の練習しようってことになってたのに、ねー?」
夢「うん」
風香「あと、シュートボクシングのスパーリングではこの2人は熱く打ち合ってましたね。いい試合になると思いますよ(笑)」
岩谷、須佐、夢 初勝利を挙げるのは誰だ
6.26新木場で初勝利を挙げるのは誰だ 【スポーツナビ】
風香「はい。2期生の鹿島沙希がいよいよデビュー戦を迎えます。前回大会では夏樹☆たいようを相手にプレデビューでしたが、持ち前の気の強いところを見せてくれたので、高橋さん相手でも気持ちの強さを出してくれると思います。また、1期生に対して“追いつけ・追い越せ”宣言をして、デビュー戦の相手に高橋さんを自分から希望したくらいですから、この試合の内容によって1期生たちの強力なライバルにもなると思います。特にきょう一緒に来た岩谷、須佐と、鹿島の3人は面白い関係になっていくんじゃないかなと思います。
メインの夏樹&世IV虎組vs.愛川&美闘組のタッグマッチですが、これは現スターダム最強タッグと、This is スターダムとも言うべき美と強さの象徴のようなタッグの対決になります。対照的な両チームの攻防には注目ですし、この試合の結果によって後楽園大会の主役が変わってくるんじゃないでしょうか」
――最弱決定戦以外にも楽しみなカードが並びましたね。では、3選手、次の試合へ向けての意気込みを。年の若い順からいきましょうか?
夢「私はまだ未勝利ですけど、麻優ちゃん、えりちゃんとは全然意味合いが違うと思っています。今までは3分の試合で全部時間切れで引き分けだったし、今度は勝ちたいので、そろそろ5分の試合がしたいです。まあ、麻優ちゃんとえりちゃんが相手だったら“片手で3分”ですけど(笑)」
風香「アハハハハ」
岩谷&須佐「…………」
――(笑)。では最弱決定戦のおふたり、どうぞ。
須佐「はい。メインも戦ってると言ってもたいした経験してない人には負けません。6月26日はぜひ私の初勝利を見に来てください」
岩谷「同じ12連敗ですが、こっちはメインでも戦ってきてるし、負けの重みが違います。実力の差を見せますので、私の初勝利を見に来てください!」
6月26日(日)東京・新木場1stRING 開始12:30
<タッグマッチ>
夏樹☆たいよう、世IV虎
愛川ゆず季、美闘陽子
<シングルマッチ>
星輝ありさ
X
<シングルマッチ>
高橋奈苗
鹿島沙希
<シングルマッチ>
夢
X
<シングルマッチ>
岩谷麻優
須佐えり