長谷部と岡崎がマッチアップ、チャリティーマッチへ意欲=ブンデスリーガ第27節 日本人選手の通信簿
槙野はボランチとして途中出場
「みんなに勇気を与えられるようなメッセージをプレーで送りたい」とチャリティーマッチへの意気込みを語った槙野(左) 【写真は共同】
ケルンの槙野智章は後半29分からボランチとして出場を果たした。低い位置でボールを奪われてピンチを招いたシーンが一度あったが、それ以外ではディフェンスラインの前に入ってくる相手選手に対し、激しい当たりを見せて守備に貢献した。
「ボールを奪って味方にボールを預けることを意識」
――大敗してしまいましたが……
うちのチームは下を向いている時間はないですし、監督も言っていましたけど、次の試合に向けて、いい意味で休みがあるので(インターナショナル・マッチデーをはさむため)。それぞれの選手が、代表(の試合)だったりで離れてしまいますけど、いい休みにして、次のニュルンベルク戦(4月3日)に向けて準備をしたいと思います。
――出場する前には監督から細かく指示を受けていましたが、どのような指示だった?
いつ点が入ってもおかしくないような状況だったので、「中盤のところ、ディフェンスラインよりも前でボールを奪うように」と監督は言っていて。簡単に言えば、「お掃除をしろ」という言葉で送り出されました。ボールを奪って味方にボールを預けるということを徹底的にやろうと思っていました。
――日本で行われるチャリティーマッチについては?
いつも国のために戦っていますけど、今回は日本のために、みんなに何か与えられるものを僕たちが発信できればなと思います。結果ももちろん大事ですけど、一番(意識するの)は、みんなに勇気を与えられるような、活気づけられるようなメッセージを、プレーで送りたいと思っています。
<ドイツメディアの評価>
・『ビルト』紙(全国紙)4点
※ドイツの採点方式では1が最高、6が最低点
<了>