小野裕二「マリノスの10番は小野と認識してもらえるように」=横浜F・マリノス新体制発表会見
横浜FMの新体制発表会見。新ユニホームと背番号も発表された 【藤井雅彦】
以下は社長、監督、主な新加入選手のコメント。
嘉悦朗社長「今年はわたし自身の人生を懸けて」
しかし6つの引き分けと13の負けに課題があります。この中には最低でも8つは圧倒的に勝てる試合が含まれております。開幕戦ではFC東京と対戦し、ロスタイムに平山(相太)に決められて負けました。ヴィッセル神戸戦ではアディショナルタイムにファウルを与え、ポポに同点FKを決められてしまった。セレッソ大阪戦では前半で相手が1人退場になりながら、0−0の引き分け。そのたびにスタジアムを蹴り飛ばし、足跡をつけてしまいました。しかし、そういった反省を生かせば、3位以内に入れるはずです。
そして中期事業計画として3カ年で『MAP13』(Marinos Amazing growth Plan by 2013)を掲げ、2013年には平均観客動員4万人を達成する。今年は3カ年計画の大事なスタートの年です。今年はわたし自身の人生を懸けて、クラブの未来を懸けて、1年目にしくじるわけにはいかない。背水の陣で臨んでいきます。
下條佳明チーム統括本部長「今年は3番はいません」
一方、守備のデータでは被シュート数はリーグ最少ですし、反則数も最少です。退場者も出していない。それがフェアプレー賞獲得につながっていました。それと試合開始15分と終了前の15分のプレーは改善すべき部分でもあります。
チームとして勝ち点51でしたが、勝ち点61以上へ。今年の3位が勝ち点61だったからです。一つのポジションに対して2人以上というコンパクトな編成をさせていただきました。若い選手に出場機会を設けるために、期限付き移籍を多く活用しました。そして補強は予定通り、80点から90点を与えられるものです。昨年のチームスローガンは『ACTIVE』でしたが、今年は『進化する心・技・体 ACTIVE2011』としました。
背番号ですが、今年は3番はいません。ふさわしいパフォーマンスをする選手が出てきたら考えたい。10番は小野裕二。サッカーの中では重要な背番号ですが、若い彼に期待していきたいと思います。27名での編成となります。