１９日に行われたチャンピオンズリーグ（ＣＬ）のグループリーグ第３節注目のレアル・マドリー対ミランの一戦で、ミランは序盤にクリスティアーノ・ロナウドとエジルにゴールを許し０−２で敗れた。アッレグリ監督と選手たちは、この結果に失望するとともに、間違ったメンタリティーで試合に臨んだことを後悔した。
　レアル・マドリー戦後の監督、選手のコメントは以下の通り。

　今夜はうまくいかなかった。特に試合開始から１５分間は、健全なメンタリティーでプレーすることができなかった。このような結果が訪れることもあるが、もし本気で国際レベルの大会での勝利を望むのなら、もっとメンタリティーを鍛え上げる必要がある。今夜はそれができなかったんだ。

　今夜のおれたちは、健全なメンタリティーでピッチに立つことができなかった。幸いなことに、まだリターンレグが残されている。今日の過ちを修正するのに必要な時間はたっぷりあるし、何を間違ったのかを真剣に理解したいと思う。
（モリーニョの加入でレアル・マドリーの何が変わったか？）レアル・マドリーはボール支配率を高めるため、非常にコンパクトになった。より良くなったと思うけど、モリーニョが到着する前から彼らは強かったよ。そういえば、試合後にモリーニョと話したんだ。彼は記者会見でおれのことを褒めてくれていたから、そのことについてお礼を言った。モリーニョはきっとマドリーで成功すると思う。もちろん、おれは自分のチームのことだけを考えているよ。今日のことをまとめれば、おれたちよりもレアル・マドリーの方が優れていたということさ。おれたちはもっと速く、もっと動かなくちゃいけない。守備面では、チアゴ・シウバの不在が痛かったね。

　この結果は非常に残念に思う。（勝利した）昨シーズンの結果を繰り返したかったのだが……。今日のレアル・マドリーは、巧みにスペースを消していた。また、早い段階でのゴールは、われわれをまひさせるのに十分だった。ミランのポジティブな点を挙げるとすれば、レアル・マドリーのゴールラッシュになってもおかしくなかったけど、それを防いだことだけだ。われわれはなんとか同点に追いつこうとして、それ以上は点を与えなかった。
（最初のゴールは）ディフェンスの壁に穴が開いたんだよ。そこをボールが通り抜けた。今はもう次の試合に集中しなくてはいけない。
　今日出場することは、昨日から予想していたよ。クリスティアン（アッビアーティ）が内転筋を痛め、トレーニングを早めに切り上げたからね。トレーニング・セッション終了後、監督から準備しておくように言われたんだ。わたしはいつでも準備ができている。レアル・マドリー対ミランという、ヨーロッパのダービーマッチに出場できたことは、とても刺激的だった。（レアル・マドリーとの２試合目の後）ミランはホームでアヤックス、アウエーでオセールと戦う。どちらも困難な試合だけど、その両方に勝利することは可能だと思う。ミランが調子を整えれば、どんな相手にも劣らないと信じているよ。

　残念だけど、われわれはスタートが遅く、１５分で２ゴールを許してしまった。その後はいくつかのチャンスを作ることができたけど、同時にディフェンスが緩くなってしまった。前半、セードルフとピルロにゴールを決める機会があったんだけどね。月曜日にはナポリ戦が行われる。その試合が終わってから、レアル・マドリーとのリターンレグのことを考えるよ。

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