川田、関本が元日王座戦へ意気込み語る=ZERO1

ファーストオンステージ

世界ヘビー級選手権試合で対戦する川田(左)と関本 【写真提供:ファーストオンステージ】

 ZERO1の新年最初の興行となる「ZERO1 WRESTLER‘S 8 〜New Year Gigs!〜」(1月1日、東京・後楽園ホール)の世界ヘビー級選手権試合で対戦する、王者・川田利明と挑戦者・関本大介が記者会見を開き、それぞれ相手の印象などを語った。

 以下は会見での一問一答。

――相手の印象は?

川田 彼の事は詳しく知りません。ZERO1に対する熱がある選手だと聞いたので、当日は僕も期待していますし、僕もその期待にこたえられるような試合をします。

関本 川田さんは自分が中学生でプロレスが好きになったころ、すでに三冠チャンピオンだったので、まさか名乗りを上げて受けてもらえると思わなかったのですが。二人で戦えることに喜びを感じて、一生懸命戦いたいと思います。

――以前、アパッチプロレス名古屋大会にて対戦経験がありますが

川田 失礼だと思うんですが、印象はあまり残っていません。ある意味、詳しく知らない分怖いところがあります。

関本 知らない分、チャンスに変えて頑張ろうと思います。

――ZERO1所属ではない関本選手の挑戦について

川田 このベルトがZERO1で一番大事なベルトであるならば、意地でも取り返しに来るのが普通かなと思っています。関本選手はZERO1に熱いものを持っているということで妥協しています。

――世界ヘビーへの思いについて

関本 田中(将斗)さんがベルトを取られた試合は最初から全部見ていて、試合が終わって何だかわからないですが、感情がわきあがり、一瞬の間にリングに上がっていました。このベルトに対する気持ちはZERO1の選手の誰にも負けていないと思います。

――対戦に向けて、注意することは?

川田 初の1月1日のリングに上がる。いつも正月は体調を崩しやすいので、気をつけたいですね。全日本時代は2日から試合がありましたが、タイトルマッチがあることはなかった。早くて4日のドームでありましたが、年が改まってすぐのタイトルマッチは初めてなので、気をつけたいですね。

曙「プロレス界のタッグベルトを根こそぎ集めたい」

ZERO1初のタッグリーグ「風林火山」で優勝し、喜びを語る大谷(左)と曙 【写真提供:ファーストオンステージ】

 またZERO1初のタッグリーグ「風林火山」で優勝した大谷晋二郎&曙組も会見を開き、優勝の喜びを語った。「ZERO1 WRESTLER‘S 8 〜New Year Gigs!〜」では崔領二&佐藤耕平組との対戦が決定。大谷が、NWAインターコンチネンタルタッグとNWAインターナショナルライトタッグの王座である日高郁人&澤宗紀組への挑戦を表明すれば、曙からはプロレス界のタッグベルト総取り宣言まで飛び出した。

 以下は、会見での一問一答。

――「風林火山」制覇を振り返って

大谷 ZERO1初のタッグリーグ戦「風林火山」を優勝することができました。本当にうれしい気持ちと同時に、記念すべき第一回ということもあり、パートナーが横綱ということもあり、チーム名も決まり、出発の場で絶対に優勝と位置づけて臨んだ戦いでした。

 おかげさまで無事に優勝することができました。本当にうれしいです。これからも精一杯この“華斬”を富士山よりでかく、マウナケアにも負けないようにプロレス界で爆発させていきたいと思っています。

――次の目標は?

大谷 (崔&耕平との戦いは)一生懸命戦って必ず勝ちます。次に狙うのはタッグのベルト。リーグ戦の中で、唯一負けたのは日高&澤だけ。挑戦権は間違いなくある。タッグのベルトをもぎ取って、名実ともにZERO1のタッグのチャンピオンとして、いろいろな所に出ていくのも面白いと思います。ベルトを取った先は僕も予想がつかないくらい、希望に満ちています。

 チャンピオンに挑戦するのはそれほど甘いことではない。でも、僕の個人的な目標としてはプロレス界のタッグベルトを根こそぎ集めたいと思っています。

――曙選手のタッグベルト総取り宣言を受けて

大谷 横綱がいろいろな団体で、違うパートナーと頑張っている。僕は不思議なほど、嫌ではないんです。プロレスラー・曙のレベルはどんどん上がっている。横綱に言ってもらったからには獲れるところは全部とれるよう頑張ります。チャンスは間違いなくやって来ると思っています。圧倒的な勝利で新年から突っ走りたいと思います。

――崔&耕平の印象は?

 僕の印象としては、火祭りの決勝戦での戦いで、ものすごい二人の熱さが伝わった。僕らも2倍、3倍の気持ちで臨みますので、ぜひ彼らも2倍、3倍の熱い気持ちで来てほしい。正月から日本を熱くします。

――それぞれタッグパートナーについて

 そうですね。いろんなタッグを組んでいますが、チームが変わるといろいろな違いがあります。大谷さんと組んでいると、自分のすべてを引き出してくれると感じています。浜ちゃんと組んでいるとリードしてあげないといけない。大谷さんと組んでいると、言葉で言わなくても、次何したらいいか、自然と伝わってきます。

大谷 田中との炎武連夢も消滅させたつもりはありませんし、今までいろんなパートナーと組んできましたが、今は間違いなく、隣に座っている曙選手が最高のパートナー。

――最後に一言

大谷 来年は“華斬”の名前に負けないように、名前以上に熱さを爆発させてプロレス界を盛り上げます。“華斬”がプロレス界を制覇します。

 火山のように爆発して、流れてきて、目の前の敵を全部燃やしていきたい。現れる敵たちをマグマのように熱く燃やしていきたいですね。がんばります。
■「ZERO1 WRESTLER’S 8 〜New Year Gigs!〜」
2010年1月1日(金)東京・後楽園ホール 開場13:15 開始14:00

【対戦カード】

<世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]川田利明
[挑戦者]関本大介(大日本プロレス)

<☆New Year Big Bang!>
大谷晋二郎、曙
崔領二、佐藤耕平

<☆Jr. New Year Greetings! 〜Generation Special〜>
日高郁人、望月成晃(ドラゴンゲート)
澤宗紀(バトラーツ)、フジタ“Jr.”ハヤト(みちのく/九龍)

<☆ZERO1 Celebration>
田中将斗、金村キンタロー
Mr.X、Mr.XX

KAMIKAZE
不動力也

植田使徒、斎藤謙
高西翔太、柿沼謙太
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