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宮本がイサミに勝利、デスマッチ超世代対決を制す
ニセ田村潔司とウサギとパンダがトリオ結成!?=大日本プロレス
イサミとのデスマッチ超世代対決を制した宮本
イサミとのデスマッチ超世代対決を制した宮本【タカハシ】

 大日本プロレスの後楽園ホール大会が28日、鉄檻&蛍光灯&ラダーマッチ、BJWタッグ選手権、コスプレマッチとも言えるドレスアップデスマッチといったバラエティに富んだラインアップで開催された。


 メーンイベントはデスマッチ超世代対決である宮本裕向と木高イサミのシングルマッチが、鉄檻&蛍光灯&ラダーデスマッチで行なわれた。これは宮本が以前、大日本マットで敢行した「ヤンキー7番勝負」で実現できなかったイサミとの対戦を、番外試合の“第8戦”として行なったもの。いつか必ずやろうという約束を、宮本はデスマッチ王者になり、イサミも最侠タッグ優勝とBJWタッグ王座奪取を果たし、お互いにステータスを上げて対戦のチャンスを手繰り寄せた。

関本&岡林のBJWタッグ王者が圧勝

関本(右)&岡林のBJWタッグ王者が盤石の防衛
関本(右)&岡林のBJWタッグ王者が盤石の防衛【タカハシ】

 試合は寝かせたラダーに叩きつけるイサミのファルコンアローや、鉄檻に座らせての高角度の雪崩式フランケンシュタイナーなど、まさに2人にしかできないデスマッチで観客を熱狂させていく。


 しかし最後は宮本の鉄檻からのムーンサルトプレスからの蛍光灯上へのファイヤーサンダーで完璧な3カウントを奪い、試合後には同じくデスマッチ超世代の竹田誠志を呼び込み、改めて大日本のデスマッチ世代闘争をアピールしてみせた。


 セミファイナルでは、先日の後楽園大会でBJWタッグ選手権新王者となった関本大介&岡林裕二組の初防衛戦が、忍&円華組を相手に行なわれた。ゴツい体に並外れたパワーを持つ王者組と、スリムな体で空中戦を得意とする挑戦者組の対戦は、さながらゴリマッチョvs.ヤセマッチョの対決となった。


 試合は圧倒的なパワーで攻め込む王者組に対し、挑戦者組がスピードで対抗するという戦前の予想通りの展開となったが、キャリア的には若手である岡林の成長はめざましいものがあり、中盤からは王者組の一方的なペースとなってしまう。忍も関本のパワーボムをウラカン・ラナで投げ飛ばして鉄柱に激突させたり、岡林をトップロープに立たせておいての雪崩式フランケンシュタイナーを決めるなど意地は見せたが、最後は関本のぶっこ抜きジャーマンに涙を飲むこととなった。

デスマッチ舞踏会は笑いが絶えず

デスマッチ舞踏会に出場した(左から)葛西、竹田、沼澤
デスマッチ舞踏会に出場した(左から)葛西、竹田、沼澤【タカハシ】

 第5試合は045邪猿気違’Sプレゼンツとしてデスマッチ舞踏会と銘打たれてのドレスアップ・デスマッチが行なわれた。試合前には、お互いに最高に着飾って試合に臨もうと約束していたはずだが、大日本のデスマッチファイターには前フリにしか過ぎず、伊東竜二&シャドウWXはねじりハチマキにはっぴ姿、アブドーラ・小林は大仏のマスクに浴衣で登場した。対する竹田は師匠である田村潔司のコスプレを披露し、リング登場時には深々と四方に礼までしてみせた。そして、この企画の提案者である葛西純と“黒天使”沼澤邪鬼は、それぞれウサギとパンダの全身かぶりもので登場し、会場の期待に応えてくれた。


 試合は凶器フリー、場外乱闘フリーのどちらかと言えばハードコアマッチに近いルールではあったが、視界不良・呼吸困難という意味ではまさにデスマッチそのもの。大日本のデスマッチとしては珍しく最初から最後まで笑いの絶えない展開となったが、最後は小林が雁之助クラッチならぬ源之助クラッチで竹田から3カウントを奪ってみせた。


 また第1試合にはフリーの高岩竜一が若手の河上隆一とシンングルマッチで対戦した。今春から大日本プロレスの道場で指導しているという高岩に対し、その成長を体で実感してもらおうと正面から向かっていった河上だが、得意のスープレックスは何度か成功させたものの、最後はラリアットからのデスバレー・ボムで3カウントを聞くこととなった。

「あまりにもすごい衝撃に記憶が飛んでしまった」という河上に対し、高岩は「彼は体もゴツイし、アマレスの下地があるから伸びしろはたくさんある。もっと感情をお客さんに伝えるようにしたらいい」とコーチとしての穏やかな表情でコメントを残した。


■大日本プロレス「後楽園ホール大会」

9月28日(月) 東京・後楽園ホール 開場18:00 開始19:00


<宮本裕向 ヤンキー7番勝負 第“8”戦 鉄檻&蛍光灯&ラダーデスマッチ 30分1本勝負>

○宮本裕向

(16分31秒 ファイヤーサンダー on the 蛍光灯束→片エビ固め) 

●木高イサミ


<BJWタッグ選手権試合 30分1本勝負>

[王者組]○関本大介、岡林裕二

(21分22秒 ぶっこ抜きジャーマン・スープレックスホールド)

[挑戦者組]●忍 円華

※第27代王者組が初防衛に成功


<第5試合 ストリートファイト ドレスアップ6人タッグデスマッチ 045邪猿気違’Sプレゼンツ デスマッチ舞踏会 30分1本勝負>

○アブドーラ・小林、伊東竜二、シャドウWX

(13分41秒 源之助クラッチ)

葛西 純、“黒天使”沼澤邪鬼、●竹田誠志


<第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負>

佐々木義人、○石川晋也

(10分46秒 ランニング・エルボーパット→片エビ固め)

佐々木 貴、●星野勘九郎


<第3試合:メンズワールド タッグマッチ 30分1本勝負>

MEN’Sテイオー、○怨霊

(13分19秒 怨霊クラッチ)

旭 志織、●大橋 篤


<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>

大黒坊弁慶、○ジ・ウインガー

(12分38秒 スモールパッケージ・ホールド)

●谷口裕一、菊タロー


<オープニングマッチ 20分1本勝負>

○高岩竜一

(6分25秒 デスバレーボム→片エビ固め)

●河上隆一

タカハシ