ロビー・ローラー インタビュー=ストライクフォース
UFC参戦も強く望まれたが、そのUFC独走を許さないためにも、ストライクフォースにロビー・ローラーが参戦することは喜ばしい状況だ 【photo by STRIKEFORCE】
この試合を2週間後に控えながら、盟友マット・ヒューズのセコンドに就くためラスベガスを訪れていたロビー・ローラーにインタビューを試みた。
ジェイク戦は色々な意味で落とせない試合
「グラウンドの強いファイターだよ。特にトップが強く、試合を決める力を持っている。ただ、彼が得意の展開に持ちこむまでに、自分の得意の試合に持ち込むことができるだろう」
――182(約82・5kg)ポンド契約についてはどのように考えていますか。
「ミドル級より落とすのは好きじゃない。この体重はジェイクが求めたものだからね。でも、落とせるよ。フィジカルアドバンテージ? う〜ん、あまり体格の違いで勝とうとは思っていないんだ。いつものように戦うだけさ。ただ、ジェイクは僕より背が高いんだ。これは僕にとってディスアドバンテージだね」
――エリートXCが活動停止に追い込まれましたが、ストライクフォースが遜色ないスケールのイベントを開催し、そこでメインイベンターとして出場します。
「ストライクフォースとショータイムの関係は始まったばかりだけど、もっと大きな大会を開いていけるようになると思うよ。これから、だよ」
――ところでストライクフォースでは顔面&頭部へのエルボーが禁止されています。
「いいことだよ。僕はエルボーが好きじゃなかった。確かにルールで許されていれば、僕にとっても武器の一つだったけど、本当はカットして勝つのは好きじゃないんだ。やはりカットより、ノックアウトを狙うべき。だけど、誰だってルールで許されていれば使うからね」
――ストライクフォースには世界ミドル級王者にカン・リーが君臨しています。ただ、今を以てしても彼がロビーらと同じステージに立っているとは思えません。
「弱い対戦相手とばかり戦っているって? う〜ん、彼は確かなスキルを持っている。素晴らしい蹴りだよ。ただし、カン・リーは本当のミックス・マーシャルアーチストではない。そして、彼は今、僕と戦いたくないんだろう。彼はミドル級チャンピオンで、僕がやってきたのに彼との試合が組まれないんだから。
いきなりやってきた僕に、彼がここまで積み上げてきたものを壊してほしくないのさ。でも、次の試合で勝てばもう彼らに他のストーリーは見つからないはず。ジェイクとの一戦は、色々な意味で落とせない試合になるよ」
――忙しいさなか、どうもありがとうございました。
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