ベンゲル監督「ファウルではないプレーをレフェリーは見誤った」=アーセナル公式サイト“ベンゲルの視点”

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トッテナム戦では勝ち点2を失った

判定に対して不満を訴えるアーセナルのベンゲル監督 【Getty Images】

(2月8日の)ホワイト・ハート・レーンでのトッテナム戦は0−0の引き分けだったが、われわれには弾力性と献身的な姿勢があったと思っているし、選手たちを誇りに思う。しかし、われわれには素晴らしいチャンスがあり、普通にゴールできたはずだったから、勝ち点2を失ったとも感じている。

 明らかにファウルではないプレーをレフェリーは見誤っている。私はテレビ映像で3回チェックしたが、何の問題もなかった。それがこの試合を左右したことに、いら立ちを覚える。(ゴールが取り消されたシーンで)レフェリーにはエブエが押したように見えたのだろうが、実際はアデバヨルが倒れているところにウッドゲートがつまずいただけだ。
 もう一度それを見れば、問題がないことが分かるはずだ。全く受け入れがたい判断と言える。ボールの最も近くにレフェリーはいたと思う。彼はベストポジションにいながら、エブエがウッドゲートを押したと判断したのだ。

(前半37分での)エブエの退場について言えば、(17分の)最初のカードは非常に厳しいと言える。1つの試合で15回ファウルをしながら、1度のカードも受けない選手もいる。彼は不用意だったかもしれないが、最初のカードは厳し過ぎると思う。2枚目については、相手が報復してきたのであればカードに値するだろう。もしそれが事実だとすれば退場に値する。
 この問題はわれわれだけで対処する。まずはそのシーンを確認したい。その場面で私はボールを追っていたので、そこで何が起こったかを知ることは不可能だった。

 エブエが退場した後も、われわれは勝つためにストライカーを2人並べる事にした。勝つチャンスは十分にあったし、トッテナムにはほとんどチャンスはなく、10人になって押し込まれることもなかった。(GKの)アルムニアは1、2度しかセーブする必要はなかったし、試合を通してわれわれがコントロールしていたと思う。10人になり、最後までうまく乗り切るのは本当に難しかったため、創造的なプレーをすることには苦労した。

 負傷者については、クリシーは頭に傷を負った。アデバヨルはハムストリングを伸ばし、3週間はプレーできない。しかし、われわれにはカルロス・ベラが、二クラス・ベントナーがいる。エドゥアルド、アルシャービン、そしてファン・ペルシがいる。われわれには多くのストライカーがそろっている。

<そのほかの情報は、JP-Arsenal.comで>

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