「コンディションは万全」。松田力也がトヨタVを“勝つチーム”に変える
トヨタヴェルブリッツ 松田選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】
NTTジャパンラグビー リーグワン4季目で、初のプレーオフトーナメント進出、そして優勝を目指すトヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)の開幕戦は、クボタスピアーズ船橋・東京ベイとのビジターゲーム。ともに力強いフォワードを特長とするチーム同士だけに、迫力あふれるバトルが繰り広げられるだろう。
このオフシーズンの移籍ニュースの中でも、衝撃的なものとして報じられたのは、日本代表で39キャップを保持する松田力也の移籍。自身をさらに成長させるため、上位常連の埼玉パナソニックワイルドナイツからトヨタVに新天地を求めた。
「トヨタVは年下の選手が多いので、すごくエナジーがあるし、意欲的。グラウンド上でもコンタクトやブレイクダウンのところでも激しさがあって、本当にいい競争ができていると思います」
昨季は7位に終わったトヨタV。プレーオフトーナメント進出を逃した要因の一つに、勝負弱さがあったことは否めない。例えば、先行されて後半に猛追したもののわずかに2点届かなかった第2節の横浜キヤノンイーグルス戦。後半の39分にリードを奪ったものの、あと5秒を守り切れずに逆転負けを食らった第10節の東京サントリーサンゴリアス戦。そのほかの試合でも白熱した好ゲームを作り出しても勝ち切るまでに至らないことが多かった。その課題を解消することこそ松田に求められる役目である。
「10番として、チームの勝利に貢献できるプレーをするというのが、僕の一番大事にしているところ。ゲームを80分間とおしてドライブしたいし、ゲームコントロールの部分を僕が(チームに)プラスできたらと思っています」
移籍の決定も早く、早々にチームに合流した松田はもうしっかりとチームメートの特長をつかんでいる。あらためて感じたのはフォワードの強さだ。
「トヨタVのフォワードは、やっぱりフィジカルに自信を持っていると思うので、どのエリアでプレーさせられるのかが重要になってくるし、やってくれると期待しています。あとは自分が自信を持って迷わずにコールを選択するだけですね」
開幕戦に向けて「コンディションは万全」だと胸を張る日本屈指の10番が、どんな化学反応をチームに起こすのか、開幕戦から期待が高まる。
(斎藤孝一)
このオフシーズンの移籍ニュースの中でも、衝撃的なものとして報じられたのは、日本代表で39キャップを保持する松田力也の移籍。自身をさらに成長させるため、上位常連の埼玉パナソニックワイルドナイツからトヨタVに新天地を求めた。
「トヨタVは年下の選手が多いので、すごくエナジーがあるし、意欲的。グラウンド上でもコンタクトやブレイクダウンのところでも激しさがあって、本当にいい競争ができていると思います」
昨季は7位に終わったトヨタV。プレーオフトーナメント進出を逃した要因の一つに、勝負弱さがあったことは否めない。例えば、先行されて後半に猛追したもののわずかに2点届かなかった第2節の横浜キヤノンイーグルス戦。後半の39分にリードを奪ったものの、あと5秒を守り切れずに逆転負けを食らった第10節の東京サントリーサンゴリアス戦。そのほかの試合でも白熱した好ゲームを作り出しても勝ち切るまでに至らないことが多かった。その課題を解消することこそ松田に求められる役目である。
「10番として、チームの勝利に貢献できるプレーをするというのが、僕の一番大事にしているところ。ゲームを80分間とおしてドライブしたいし、ゲームコントロールの部分を僕が(チームに)プラスできたらと思っています」
移籍の決定も早く、早々にチームに合流した松田はもうしっかりとチームメートの特長をつかんでいる。あらためて感じたのはフォワードの強さだ。
「トヨタVのフォワードは、やっぱりフィジカルに自信を持っていると思うので、どのエリアでプレーさせられるのかが重要になってくるし、やってくれると期待しています。あとは自分が自信を持って迷わずにコールを選択するだけですね」
開幕戦に向けて「コンディションは万全」だと胸を張る日本屈指の10番が、どんな化学反応をチームに起こすのか、開幕戦から期待が高まる。
(斎藤孝一)
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