パチューカ来日会見「決勝までいけると確信している」=クラブW杯

スポーツナビ

2大会連続の出場となる北中米カリブ代表のパチューカ 【スポーツナビ】

 11日に開幕を迎える「TOYOTA プレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2008」(以下、クラブW杯)に出場する北中米カリブ代表のパチューカ(メキシコ)が9日、東京都内で記者会見を行った。会見には、エンリケ・メサ監督をはじめ、ミゲル・カレロ主将、ガブリエル・カバジェロ副主将、ハイメ・コレア選手が出席。2大会連続出場となるクラブW杯への意気込みを語った。
 パチューカは13日、アフリカ代表のアルアハリ(エジプト)と東京・国立競技場で準々決勝に臨む。この試合の勝者は、17日に南米代表のリガ・デ・キトとの準決勝に進む。

最高峰を目指していきたい

――チームは今回2度目の来日になるが、北中米カリブを代表するチームとして、今どのように感じているか?

メサ監督 もう一度、この場所に戻って来られたことをうれしく思っている。昨年の敗戦(エトワール・サヘルに0−1)は、決して自分たちのパフォーマンスが悪かったとは思っていない。しかし、残念ながらすぐ帰国することになってしまった。そのとき、自分たちは来年もCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)チャンピオンズカップで優勝して、絶対に日本に来ようと誓った。神もわれわれの味方をしてくれたし、さまざまな要因があって、またこうしてこの場所に来ることができた。
 昨年は初戦で敗れてしまったが、今年は初戦はもちろんだが、最高峰を目指していきたい。われわれは日本に来ることができてとてもうれしいし、クラブW杯に出場できたのは神のご加護だと考えている。自分たちは良いプレーをすることに徹したい。それが勝利につながればと思っている。できればこの重要なタイトルを持ち帰りたいと思う。

――初戦のアルアハリ戦はどのような展開になると考えているか。また、勝てるチャンスはあると思うか?

カレロ 最近の数試合を見たが、テクニックに優れたチームだと思う。また非常にジャンプ力があって身体能力が高く、ミスも少ないという印象を受けた。ただ、自分たちにも十分にチャンスがあるし、勝ち上がってチャンピオンになりたいと思う。その第一歩がアルアハリ戦になると思う。

――日本に来られたことはチームにとって名誉なことだったと思うが、今どのように感じているか

カバジェロ ここに戻ってこられてすごくうれしい。監督やチームメートも言っていたが、日本に来られて本当にうれしい。自分たちのモチベーションは非常に高いし、チャンピオンになりたいと思っている。良いプレーに徹して、パチューカがこれまでやってきた素晴らしいサッカーを見せて、決勝まで勝ち上がりたいと思う。

1/2ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント