パチューカ来日会見「決勝までいけると確信している」=クラブW杯
パチューカとして新しい歴史を刻みたい
1年前は初戦で敗退したパチューカ。メサ監督は「新しい歴史を刻みたい」と優勝へ意欲を見せる 【スポーツナビ】
メサ監督 関係ないと思う。メキシコ代表はメキシコ代表で、パチューカはパチューカだ。自分たちはパチューカというクラブチームとして日本に来た。もちろん、ライバルチームに対するリスペクトは持っているが、われわれはパチューカとして新しい歴史を刻みたいと思っている。
――アルアハリの印象は? また、脅威を感じている選手はいるか
メサ監督 アルアハリの印象としては、非常に良いプレーをするチームだと思っている。ボールテクニックに優れているし、均衡を崩すのがうまい。また、空中戦もかなり強いと思う。選手については、個別には名前を挙げたくない。
――昨年と今年のクラブW杯で、準備にどのような違いがあったか
メサ監督 今年のパチューカは、昨年とは違う。大会に臨む姿勢が全く異なっている。今大会は初戦のアルアハリ戦の8日前に来日した。それだけ綿密に準備をしているということだ。昨年は初戦で敗退してしまったが、昨年の大会は自分たちにとって“学びの場”だったと思っている。昨年の間違いを学んで、今年は早くから大会に備えてきた。自分たちは絶対に決勝までいくという意気込みで来日している。選手たちは精神的にも強いし、チームのプレー内容も良いので、決勝までいけると確信している。
――フィジカルコンディションについて、けがをしている選手はいるか。日本の寒さ対策は?
メサ監督 特に寒いとは感じていない。日本の気候対策や時差調整もできている。選手たちのコンディションも良く、けが人はいない。
ピッチ全体を使ってプレーするのがスタイル
「勝ち上がってチャンピオンになりたい」と語った主将のGKカレロ 【スポーツナビ】
カレロ 今大会に出場しているクラブはそれぞれが各大陸の王者で、どこと対戦しても楽しみだ。特に初戦のアルアハリ戦には勝ちたいと思っている。この試合に勝ってから次のことを考えたい。
――今大会、アルアハリはパチューカとの対戦が決まって非常に運が良かったという報道があったが、それについてどのように考えているか?
メサ監督 それはそれでいいんじゃないか。
――パチューカのサッカーは特にどこが素晴らしいか、日本のファンにアピールしてほしい
メサ監督 ピッチ全体から目を離さないでほしいと言いたい。ピッチ全体を使ってプレーするのが自分たちのスタイルだと思っている。ボールテクニックもうまいし、決定力もあると思う。
――先日、筑波大学と練習試合をしていたが、手応えや改善点はあったか
メサ監督 初戦までまだ4日ある。戦術について具体的には言えないが、これからいろいろチェックしていきたい。あと、アルアハリ戦に向けてチームの連係を高めていきたいと思う。
<了>