パチューカ来日会見「決勝までいけると確信している」=クラブW杯

スポーツナビ

パチューカとして新しい歴史を刻みたい

1年前は初戦で敗退したパチューカ。メサ監督は「新しい歴史を刻みたい」と優勝へ意欲を見せる 【スポーツナビ】

――メキシコ代表は最近かなり苦戦していて、(11月には)ホンジュラスにも(0−1で)敗れている。メキシコから来たチームとしてプレッシャーは感じているか

メサ監督 関係ないと思う。メキシコ代表はメキシコ代表で、パチューカはパチューカだ。自分たちはパチューカというクラブチームとして日本に来た。もちろん、ライバルチームに対するリスペクトは持っているが、われわれはパチューカとして新しい歴史を刻みたいと思っている。

――アルアハリの印象は? また、脅威を感じている選手はいるか

メサ監督 アルアハリの印象としては、非常に良いプレーをするチームだと思っている。ボールテクニックに優れているし、均衡を崩すのがうまい。また、空中戦もかなり強いと思う。選手については、個別には名前を挙げたくない。

――昨年と今年のクラブW杯で、準備にどのような違いがあったか

メサ監督 今年のパチューカは、昨年とは違う。大会に臨む姿勢が全く異なっている。今大会は初戦のアルアハリ戦の8日前に来日した。それだけ綿密に準備をしているということだ。昨年は初戦で敗退してしまったが、昨年の大会は自分たちにとって“学びの場”だったと思っている。昨年の間違いを学んで、今年は早くから大会に備えてきた。自分たちは絶対に決勝までいくという意気込みで来日している。選手たちは精神的にも強いし、チームのプレー内容も良いので、決勝までいけると確信している。

――フィジカルコンディションについて、けがをしている選手はいるか。日本の寒さ対策は?

メサ監督 特に寒いとは感じていない。日本の気候対策や時差調整もできている。選手たちのコンディションも良く、けが人はいない。

ピッチ全体を使ってプレーするのがスタイル

「勝ち上がってチャンピオンになりたい」と語った主将のGKカレロ 【スポーツナビ】

――今大会の出場7クラブの中で最も対戦してみたいクラブはどこか。その理由は?

カレロ 今大会に出場しているクラブはそれぞれが各大陸の王者で、どこと対戦しても楽しみだ。特に初戦のアルアハリ戦には勝ちたいと思っている。この試合に勝ってから次のことを考えたい。

――今大会、アルアハリはパチューカとの対戦が決まって非常に運が良かったという報道があったが、それについてどのように考えているか?

メサ監督 それはそれでいいんじゃないか。

――パチューカのサッカーは特にどこが素晴らしいか、日本のファンにアピールしてほしい

メサ監督 ピッチ全体から目を離さないでほしいと言いたい。ピッチ全体を使ってプレーするのが自分たちのスタイルだと思っている。ボールテクニックもうまいし、決定力もあると思う。

――先日、筑波大学と練習試合をしていたが、手応えや改善点はあったか

メサ監督 初戦までまだ4日ある。戦術について具体的には言えないが、これからいろいろチェックしていきたい。あと、アルアハリ戦に向けてチームの連係を高めていきたいと思う。

<了>

2/2ページ

著者プロフィール

スポーツナビ編集部による執筆・編集・構成の記事。コラムやインタビューなどの深い読み物や、“今知りたい”スポーツの最新情報をお届けします。

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント