HARASHIMAがKO-Dタッグ防衛=DDT
HARASHIMA(右から2人目)がタッグ王座防衛後、高木(左)の持つシングルベルト挑戦を表明 【スポーツナビ】
初防衛に成功したHARASHIMAが挑戦アピール
側頭部への蒼魔刀がクリーンヒット 【スポーツナビ】
辛くもタッグ王座初防衛に成功したHARASHIMAは、敗れて引き揚げる高木を引きとめ、「12月28日の後楽園で、シングルのベルトに挑戦させろ!」とアピール。高木もベルトを手に「やってやるよ」と呼応したため、年末の聖地で高木vs.HARASHIMAの王座頂上決戦が濃厚となった。
雁之助がゲイ告白!? ディーノ昇天
笑撃の一戦は雁之助が制す 【スポーツナビ】
試合開始前、「ラストガン・スタンディングルールの第一人者」というMr.デーブ博士によって、両者の股間に1000分の1のエレクトをも感知できると言われる特殊な機械が装着され、いよいよ運命の一戦のゴングが鳴らされた。すると、巨大モニターには2人のエレクト度(100%を頂点に20%刻み)がひと目で分かるグラフがリアルタイムで表示され、格闘技の聖地は笑いとともに異様な雰囲気に包まれる。先手を打ったのはディーノ。雁之助の股間をこれでもかとまさぐり倒すが、自分のエレクト度が上がってしまい自爆行為に。一方、雁之助のエレクト度は微動だにしない。
と、ここでディーノはセコンドにいたマサ高梨をリングに引っ張り上げ、ゲイ行為を見せ付けると、ついに雁之助のエレクト度が20%に! 場内からはどよめきが。その後、ディーノが猛攻を仕掛け、トドメの男色ドライバーを浴びせるが、雁之助はなえたのかエレクト度が80%から一気に0%に。意気消沈するディーノをよそに、硬派を気取っていた雁之助がここで突如「熱くなってきたわ〜。ほてってきたわ〜」とオネエ言葉になったかと思うと、コスチュームを脱ぎ捨ててディーノと色違いのゲイコスチュームに変身! ついにゲイを告白か!? 雁之助はあっけに取られるディーノに逆男色ドライバーを炸裂させると、とうとうディーノのエレクト度は100%に到達して昇天。雁之助の勝利が宣せられた。
試合後、リング上でディーノの股間ならぬマイクを握った雁之助は「引退前最後の後楽園なんだよ」と幾多の名勝負を繰り広げてきた後楽園ホール最終戦が、このディーノとの戦いだったことを告げると「こんな試合でありがとう」と謝意を表した。これにディーノは「最高にカッコいい17年だったわよ」と雁之助の現役レスラー生活の労をねぎらい、笑撃の一戦は幕を閉じた。
バックステージに戻った雁之助は「(後楽園ホールは)プロレスの聖地だよ!? むかついてくるね(苦笑)。でも、いろんなことができるのがプロレス。これもプロレス」とディーノ戦を振り返った。そして「俺はゲイじゃない」と再三に渡って報道陣に訴えたのであった。
なお、第3試合で遺憾なく変態ぶりを発揮した中澤マイケルと佐藤光留の「変態団」が「キャラがかぶってる」とディーノに難くせをつけたため、今後“ゲイvs.変態”の抗争が巻き起こりそうだ。
■DDT「God Bless DDT 2008」
11月30日(日) 東京・後楽園ホール 観衆1071人
<KO−Dタッグ選手権試合>
[王者組]○HARASHIMA、大鷲 透
(22分12秒 側頭部への蒼魔刀→片エビ固め)
[挑戦者組]高木三四郎、●石川修司
<ラストガン・スタンディング形式>
●男色ディーノ
(8分34秒 ラスト・ガン・スタンド ※男色ドライバーにより)
○ミスター雁之助
<イタリアンショック! 反乱軍との仁義なき戦い>
フランチェスコ・トーゴー、PIZAみちのく、○アントーニオ本多、ササキアンドガッバーナ
(15分05秒 イタリアン・インパクト→片エビ固め)
●マサ高梨、KUDO、ヤス・ウラノ、星誕期
<変態団、性地へ初進出!>
−中澤マイケル、佐藤光留
(11分59秒 没収試合)
−ポイズン澤田JULIE、松永智充
※変態が過ぎるため
<75%ヤングファイト!>
○諸橋晴也、安部行洋
(9分41秒 逆エビ固め)
●美月凛音、矢野啓太
<実はシングル初対決! 61分3本勝負>
△MIKAMI
(1勝1敗1分けにより引き分け)
△マッスル坂井
[3本目]
○MIKAMI
(48分50秒 逆片エビ固め)
●坂井
[2本目]
△MIKAMI
(4分53秒 両者リングアウト)
△坂井
[1本目]
●MIKAMI
(2分03秒 横入り式エビ固め)
○坂井
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