過去5年で皐月賞馬4頭、ダービー馬2頭 データが語る共同通信杯の好走条件
牡馬クラシックに向けて見逃せない一戦
共同通信杯近5回の上位3着以内馬一覧(2012年以降)
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
勝ちタイムを見ると、かなりのスローペースとなった12年と14年は1分48秒を超えており、その他の3年は平均ペースで1分46〜47秒4の決着となっている。昨年は馬場状態がやや重で若干上がりを要したが、良馬場では上がり3Fで33秒台前半〜34秒5といった速い上がりを使える瞬発力タイプが上位に入っている。4角通過順では4コーナー先頭で3着以内に入ったのは12年ディープブリランテのみで、他の馬は4コーナーで2〜8番手に位置していた。
人気別では1番人気馬が【1.2.0.2】で、14年イスラボニータの1勝のみ。以下、2・3・4・6番人気馬が1勝ずつ。10番人気以下の激走はなく、昨年は1番人気ハートレーが9着に敗れてやや波乱となったものの、堅め〜小波乱の決着が多い一戦だ。
共同通信杯の所属別成績(2012年以降)
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
なお、関西馬で3着以内に入った7頭はすべて共同通信杯で上位5番人気以内に支持されていた。
共同通信杯のキャリア別成績(2012年以降)
表3 ※昨年優勝のディーマジェスティは3戦でカウント 【画像提供:JRA-VANデータラボ】