【新日本プロレス】ノア石森組と六本木ヴァイスが決勝進出 NEVER王者柴田がEVILの襲撃でKO
石森がV宣言 六本木ヴァイスは不協和音解消で決勝へ
プロレスリング・ノアの石森&ACH組は、準決勝戦でリコシェ&デビッド・フィンレー組と対戦。今年のノアの「日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグ・リーグ戦」を制覇した実績を引っさげて敵地に乗り込んできた石森組は、リコシェのスピード&フィンレーのパワーに苦戦しながらも、ACHが飛んできたリコシェをキャッチしてブレーンバスターを炸裂。石森の450°スプラッシュ&ACHのミッドナイトスターの同時発射で勝利をつかんだ。
一方、ロメロ&バレッタの六本木ヴァイスは、田口隆祐&フエゴ組と対戦。すでに入場のダンスから全力投球の田口組に対し、不協和音が続いている六本木ヴァイスは不穏な空気が充満。タッチひとつで揉めるなど、試合中にもどんどん溝が深まっていく。だが、お互いのピンチに無言で乗り込み、危機を脱すると、フエゴに合体技のストロングゼロを炸裂。試合後は握手&ハイタッチで絆を確かめ合った。
大阪決戦が決まった両軍は、早くもリング上で舌戦を展開。「ニュージャパンはオレたちのホームだ」と外様のノア勢を突き放したロメロに対し、石森も「決勝ではこれ以上の戦いをして、優勝持っていきます」とV宣言。「大阪ではオレたちがナンバーワンだと見せ付ける」と、ノアの看板と誇りにかけて、新日本でも栄冠をつかみ取ると豪語した。
柴田はEVILに右腕を痛めつけられ暗雲
相変わらず、内藤がIWGPインターコンチネンタルベルトを雑に扱い、本隊側の怒りが高まる中、まずは大阪で一騎打ちが組まれた棚橋とSANADAが先発。棚橋がまずは張り手を見舞うと、SANADAもすかさずお返し。中盤戦でも、棚橋のドラゴンスクリューに、SANADAも即座にやり返すなど両者一歩も引かず。一方、大阪でNEVER無差別級王座を争うEVILは、王者・柴田の痛めている右腕に容赦なくイス&鉄柱攻撃を見舞い、戦力外とする。
試合は本間がBUSHIの毒霧からの内藤の急所蹴り&丸め込みに3カウントを献上し、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが勝利。だが、試合後もEVILはNEVERのベルトで柴田を殴打すると、必殺技のEVILを発射。ダウンしたまま動けない柴田を踏みつけてから、ベルトを投げ捨てて退場。決戦まで1週間を切り、柴田の王座防衛に黄色信号が灯った。
オメガらはハロウィン仮装で登場
オメガ組はオカダのパートナーであるウィル・オスプレイに照準を定めると、まずはヤングバックスが場外で合体技のインディテイカーを炸裂。さらに3人がかりのトリプルトラースキックから、オメガが片翼の天使でフィニッシュ。観客の心も、勝利もわし掴みにした。
だが、勝利にも収まらない石井は、試合終了後もトンガを客席まで追いかけ、場外で激しくやり合った。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ