長谷部誠「いよいよかなという感じ」 W杯最終予選UAE戦前日 選手談話
練習後、キャプテンの長谷部誠が「いよいよかなという感じ。練習でも非常に緊張感を感じる」と語れば、小林悠も「よりピリッとした感じがある」と最終予選に臨むチームの雰囲気を表現した。
けが人や直前の合流でコンディションが整っていない選手がいる中、長谷部は「準備については少ない時間の中で、できることはやったと思いますし、明日は全員で自信を持ってピッチに立ちたい」と意気込みを語った。
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
いよいよかなという感じがあります。チームの雰囲気としても、練習でも非常に緊張感を感じます。その緊張感も良い部分もあれば、緊張し過ぎても良くないと思うので、その辺の雰囲気はいい感じかなと思います。これから1年かけて長い予選が始まりますけれど、初戦の大事さというのはどんな大会でもみんな感じることなので。明日はホームですし、絶対に勝ちたいと思います。
結果論になるので難しいのですが、初戦の結果が悪いとそれを最後まで引きずってしまうこともありますし、(自身が出場した)過去2回のW杯最終予選ではスタートダッシュに成功しています。とにかく準備については少ない時間の中で、できることはやったと思いますし、明日は全員で自信を持ってピッチに立ちたいと思います。
(柏木陽介の離脱で、若い選手とコンビを組む可能性もあるが)明日、実際に誰と組むのかは、監督も実際に決めかねているとミーティングで言っていました。自分が出たときにはパートナーとなる選手の特徴を生かしてあげたいと思うし、逆に自分も生かされたいという思いもあります。自分たち経験のある選手がプレーや態度で示せば、若い選手たちも伸び伸びとプレーできると思うので、経験のある選手たちがどういったアクションを起こすかが大事だと思います。
(守備で気を付けたいことは?)守備ではここ数試合、やられる場面が見られたので、その部分については話し合いました。相手には前の方に何人かいい選手がいますので、しっかりと準備はしています。
小林悠(川崎フロンターレ)
(最終予選について)よりピリッとした感じがあると思います。(監督からは)Jリーグを見ていて、得点感覚のところは良くなっていると。だけどまだフィジカルのところでまだ足りないから、もっともっと練習からやるようにと言われました。
(昨日は別メニュー?)紅白戦をやっていて、僕は外れてシュート練習をやっていました。途中から(紅白戦に)合流しました。コンディションは大丈夫です。練習中も声が出ていますし、皆で盛り上げながら、なおかつピリッとした雰囲気でやれていると思います。
(UAEのイメージは?)強いと思います。うまい選手もいますし、裏に抜け出す選手がいるので、パスの出しどころをどれだけしっかりとつぶせるかが鍵になると思います。(UAEの)守備はそんなによくないと思うので、大きな選手もいますけれど、パス回しであったり、スピードを使って日本らしくやれば普通に崩せると思います。背後を取れそうな選手もいますし、自分が出たらそういうイメージを持ってやりたいと思います
昌子源(鹿島アントラーズ)
(けがは内転筋に)違和感があっただけで、ちょっと大事を取らせてもらいました。(痛みが出たのは)昨日です。練習中にちょっとあれって思って。でも練習は最後までできたので大丈夫だと思います。しっかりと相手のことは頭に入っているので、常に準備するだけかなと思います。
(練習前に監督と話をした?)少しだけです。けがの状況がどうなのかということを聞かれただけで特には。昨日も丸くん(丸山祐市)と呼ばれて、お前らが(吉田)麻也や森重(真人)の牙城を崩していけ。もっと自信を持ってやっていいぞと、ポジティブなことを言われました。